もうすぐ春分

昨年の春分の日にプレオープンをしたサンデールームカフェ。出張カフェなどイベント盛りだくさんの4月〜5月、音響設備が入った6月、真夏のお昼ごはんを復活した8月年末辺りからカフェというより、昔のサンデールームのお昼ごはん屋になっていき、この一年プレオープン期間中の出来事は、カフェ時代のサンデールームをなぞる思い出の走馬灯のように流れていきました。年明けしばらく、瞬く間に話がすすみ、4月18日カフェスアーブ前橋オープンが決まりました。その流れはとても自然で、スアーブのオーナーのあゆみさんと「なんでこんなことになっちゃったんだろう」って、私がカフェをしてとお願いしたわけでも、あゆみさんがカフェをしたいと言ったわけでもなく、「不思議だね〜」と言いながらも着々と準備をすすめています。

ほんの数日前まではキッチンで私が料理をしていたのに、ほんの数日間でスアーブのキッチンに早変わりしている様を見たサンデーのスタッフは「パラレルワールドみたい」と言って楽しんでます。私はこの一年、紆余曲折やってきて、もっというと思えば7年前にDIYで改装した時に多くの方々のお力添えがあって、やっとカフェがオープンできることに喜びでいっぱいです。サンデールームがより活力あふれるげんきな場所になるでしょう。自然栽培の農産物を今より広く多くの皆さまへ届けるための新しい道ができ、その道を一緒に創っていく仲間が増えたことがうれしいです。

感謝でいっぱいの春。感謝は感謝をよぶそうです。自然栽培のお米と野菜、天然菌調味料で料理して、毎日美味しい食事をとることができ感謝しています。コンビニエンスストアよりも小さな店ないですが、全国から届く自然栽培の食材、石鹸と洗剤、自然栽培やオーガニックコットンの肌着や靴下、日常生活にはこれで十分アイテムを取り揃えています。ハーモニックライフスタイル、今を生きやすくする自然と調和した暮らし方、サンデールームでも販売している、多くの方にお読みいただきたい一冊です。もう一冊のおすすめコチラ 自然をお手本に生きるってどういうことかがわかりやすく記されています。

もうすぐ春分。昨年は埼玉県上里町の橋本農園でフィールドワークと座学の勉強会がありました。自家採種を続けている農家さんの畑での学び、経験からの言葉や表現されている場から感じるものは感動しかありません。安心安全な栽培とか環境保全にとどまらず、生命の神秘を私たちは毎日いただき、そのエネルギーを循環させて生かされているわけですから、あの農作物たちのように、しなやかでしたたかに、美しく生命を全うさせたいものです。