New micolumn

オーナー
星野充子

旧正月をお迎えして

1月の末に風邪をひき、記憶の中では一番の高熱39度がでました。前回の発熱がすでに5年近く前になり、その時が38度で過去最高だったから、その上をいく1度高い熱が出て一人大喜びしています。風邪をひくより前に「具合悪くなりそ〜う」と感じたら、高熱を上げるより前に身体が動かなくなるタイプ。私の身体に熱を上げる力があるのか、ついたのか?はわかりませんがとにかく、風邪の期間はめでたく発熱を経ての旧正月を迎え、気持ちが朗らか。春がきた!とうららかな気分です。

最近では発熱するのがいい、風邪をひくのは大切との考えも突飛なものでなく、そうだよねーという人たちも増えているから大丈夫かなと思いますが、もしコラムを読んで「何言ってるの?」「どういうこと?」という方いらしたらお会いした時にぜひ質問を投げてくださいね。自然栽培という農業に出会い、その摂理にはただ肥料を与えるのは✖️ではなく、とても素敵な自然界の仕組みがあることを学びました。その仕組みを農家さんは農業に、私たちは農家ではないけどを身体や心や時には魂の成長にまで重ねてみるように物事を捉えています。現代社会は自然から離れ過ぎているから、週末農業とか山や海へ行くとかでアースするとかチューニングするとか、人によってはヒーリングやセッションや瞑想や宗教や神社や、いろいろな方法あると思いますが、私は毎日の暮らしの中に自然とつながる方法があると思っています。特別なことをせずとも、毎日食べるもの、着るもの、室内の空間や暮らしのつかうものを何を選び、人との関わりをただやっていく。生活全てに先にあげた自然とつながる方法があること、現代人は忘れ過ぎちゃっていますね。これはこれ、あれはあれ、と全てを別に考え過ぎている。

ソロキャンプもサウナもいいけど、生活を見直す方が先じゃない?とか思ってしまうのは私だけでしょうか。かくいう私も、過去には何を食べれば、地球にも身体にも精神にもいいのだろう?矛盾がないだろう?搾取をせず生きられるだろう?なんていつも頭を悩ませていた時代がまあまあ長くありました。今の私は当時の私に、今日食べるお米を自然栽培にすればいいよって言ってあげられるけど、なんか頭で情報を追ってばかりいたなあ。そんな当時の私は、国って一体どうなってるの?って疑問すぎて、半分冗談半分本気で亡命したいとよく言っていました。よくいう陰謀とか、抗うことも到底できない力があるというのを誰かに教えてもらった時は、えーまじで?って生きているのが切なくなった時もありました。3.11でそのピークに達して、あ!そうだ毎日の暮らしが大事だったーと、食材店を開くきっかけになりました。大きな勢力への働きかけよりも、自然栽培のお米を食べる人を増やしていこうと決めたら悩みがスルスルと溶けていったのでした。

一見私にとって不都合と思えることもそれなりに受け入れられるようになり、私にとって何が大切なのかが明確になったことで、いやなことには迎合はしませんが、否定をせずに、のらりくらり生かされています。2024年もいよいよ本格的にスタートしましたので、ライフワークの自然栽培の普及はもっと声を大にして、活動していきたいな〜と。どうぞよろしくお願いいたします。

昨年の春分にプレオープンした2階のカフェは今年から装い新たに、3月中旬からオープンできるよう準備が始まりました。なんやかんやと変化をしながらも、サンデールームで25年携わってきた飲食部門を、伊勢崎でオーガニックケーキのお店を営むカフェスアーブビスにバトンを渡します。スアーブのオーナーが、自然栽培に関心を示してこの場所でカフェをするならば原料もレシピも見直したいと申し出てくださって、試食や打ち合わせを重ねています。私も食材店を始めた12年前の初心にかえり、食材を選ぶ基準をひとつひとつ見直すよい機会をいただいています。どうぞみなさま楽しみにしていてください。

その前に2月23日には佐賀県伊万里市より、自然栽培お茶農家の日南茶藝の横田夫妻が来店して試飲会を開催です。自然栽培のお茶の栽培、製茶、販売まで一貫して行っている農家さんにぜひとも会いにいらしてください。私はお茶に合う、和菓子を作ってみようと思ってます。galleryスペースは今までと変わりなく、自然素材の衣、布、寝具を販売しています。商品はご来店の上実際に手に触れて選んでいただくのが一番ですが、インスタグラムでもなるべくわかりやすく商品説明をしていますのでご覧いただけますと幸いです。