はら酵母天然酵母パン教室@サンデールーム

9月16日の天然酵母パン教室のお知らせ、お申し込みも店頭にて受付ています。
講師は薬をつかわず、検査もしないドクター三好基晴先生です。
 
サンデールームにからだにいい食材を求めて、健康問題や医療への疑問があり来店されるお客様がとても多いのですが食べ物は薬ではありません。
体にいい食べ物などないのだということを教えてくれたのは三好先生です。
今回はパン教室ですが、食材選び、発酵について、そしてパンを作るときの心持ちなど…学ぶことの多い内容です。
 
ぜひ参加してみてはいかがでしょう。
食材選び、食べ方をいま一度見直し、皆さんにとってよい方向へのシフトチェンジが起こり、心身から求める『美味しい食事』に目覚めるそのきっかけになりますように。
 

『はら酵母 天然酵母パン教室 サンデールーム』

◎市販の天然酵母は純粋培養している
 パンを作る酵母にはレーズンなどで自家培養した天然酵母と、自然界から酵母だけを分離し純粋培養したイーストがあります。天然酵母は自然培養でイーストは純粋培養という認識がありますが、天然酵母は定義があいまいで、食品衛生法でも表示規定がありません。
市販の天然酵母の種菌は、どれも特定の酵母を化学物質などで分離し純粋培養したものです。有機の天然酵母でも、酵母を増やすためのエサに有機のトウモロコシなどを使っているだけで、種菌の酵母は分離・純粋培養されたイーストとのことです。
家庭で自家製の天然酵母をレーズンや果物などで作る人がいますが、時間もかかり安定してできず何回か試みてうまくパンが焼けずあきらめて止めてしまうことが多く、何とかできたとしても、天然酵母の原材料がすべて自然栽培ではないようです。
 
 
◎乾燥粉末のはら酵母
 パン教室では、島根県奥出雲町のパン工房アルムリーノの原さんが開発した、乾燥粉末のはら酵母を使います。
その製造方法は、自然栽培の小麦粉に空気中の天然酵母が自然培養した小麦酵母と、酵母のえさとして少量のマルカワみその天然米麹の乾燥粉末です。
小麦酵母のはら酵母で造ったパンは、小麦の風味が引き立ちます。
はら酵母と自然栽培の米とミネラルウォーターで酵母水を造ります。
酵母水はミネラルウォーターと少量のはら酵母とご飯でつないでいけます。
酵母水のつなぎは、はら酵母を使わなくても元種でつなげます。元種は酵母水と小麦粉とミネラルウォーターで造ります。
元種を造れば小麦粉と塩とミネラルウォーターでパン生地が造れ発酵して焼き上げます。
日中の気温が20度以上であれば朝こねて夕方か夜には焼き上がります。
気温が20度以下では翌日になることがあります。
はら酵母から造った元種はつなぎ続けることができます。適切な扱いをすれば半永久的に使えます。
 
◎はら酵母の醍醐味
はら酵母のパンは気温などの環境によって出来上がりが多少変わってきます。
パン生地をこねる人の心の状態でも発酵具合や味が違ってくることがあります。
これがはら酵母のパンの醍醐味であり奥深さです。イーストや市販の天然酵母では体験できない要素です。
 
第一部 講義
発酵醸造菌の働き、天然酵母とイースト、小麦粉のグルテンの違い、粒食文化と粉食文化 
第二部 デモンストレーション
酵母水の仕込み、酵母水のつなぎ方、元種の作り方、小麦粉からグルテンを作る方法など
会 場 : サンデールーム 
講 師 : 三好基晴 三好純子
日 時 : 9月16日(月祝)午前10時から13時まで(ランチ含む)
受講料 :5400円(税込)
定 員 : 20名
申込み・問い合わせ先 :
サンデールーム 前橋市千代田町5-4-2  
電話:027-231-5600