ぶどう畑へ

ただただきれいで
ずっと見ていたくなる。
自然な粒の大小、色のグラデーション。
熟していくスピードもひとつぶひとつぶ違うから
味わいが豊かです。


山形県 佐久間さんのつくるぶどうは
美しく美味しく、そして長く生きているんです。
冷蔵庫に保存しておくと熟成して味わい深くなり、
数ヶ月たって、最後は干しぶどうになったことも!


青森からのスタッフと合流して
ぶどう畑を見学させていただいてきました。

完熟を過ぎて終わりの頃の「安芸クィーン」
先に熟した実は摘んでいくのでこんな姿。
まだ美味しいところは残っています。
一房一房、一粒一粒、佐久間さんが丁寧に手を入れていきます。

実のつきを良くし、一斉に熟させるための成長促進剤。
効率的で生産性の高い、葡萄栽培に便利な技術ですが
佐久間さんは使われていません。一切の肥料も農薬も使いません。

虫も、病気になった木も駆除せず自然淘汰を待つそうです。
ぶどうにあった環境が長い年月をかけて出来ればいいとの思いから。


お祖父様の代から引き継がれた、樹齢40~50年のぶどうもしっかりと実を付けていました。

枝が枯れてくるまで、しっかりと木の上で完熟してから出荷されるのは、
ぶどうの一生を、より自然のままに見守りたいという
佐久間さんの愛にほかならないと思いました。
ため息がでる美しさと深い美味しさがうまれる理由を垣間みた気がします。

その後、今年就農した若い農家さんの畑へ連れて行ってくださいました。
自然栽培に取り組む方はまだまだ少ないとのことで
佐久間さん、嬉しそうに見守っていました。


地元に戻って畑を継いだ斉藤かおりさん。

稲刈りを終えてきました!と明るくて元気!
全然疲れてませんね、って言うと
だって自然の中にいられるから疲れません。大好きですからって。
頼もしい!


大根や人参、山形の枝豆「秘伝」など収穫もさせていただいて
どれもとても美味しかったです!



かおりさんにつられてみんな笑顔。楽しかった~。
佐久間さん、かおりさん、ありがとうございました。

佐久間さんのぶどう、10月中は入荷が続く予定です。
ファンの方も多い素敵なぶどう、
ぜひ一度は秋の味わいをお楽しみただけたらと思います。

ほんとうにきれいな景色でした。
ぶどうと佐久間さんの間に流れる自然な優しさが伝わってきて
じ~んとしてしまいます。。。
ぶどうたち、大切にみなさまにお渡ししたいと思います。

福島つきみ

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