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自然栽培のトマト。
この夏は安定して入荷するようになりました。
昨年まではなかなか、私たちスタッフの口にまで
入らなかったので今年はとってもうれしい!美味しい!
一般の流通では、通年出回るトマト、もしかしたら
トマトの旬てみなさんご存知ないかもしれません。
私も食材店をするようになるまでは知りませんでした。
トマトの旬は日本では春ともいえる、というお話をきいたとき、
驚きました。それまで私はトマトの旬は夏だと思い込んで
いましたから。その方のお話によると、トマトの原産、
南米アンデスは雨量が少なく、乾燥している。そのため、
高温多湿の日本の夏がトマトたちにとっては
とても苦手なシーズンということになります。
ふーむ、なるほど!
だから、夏にトマトがなかなかうまく育てられない、
雨が降ると、皮がやぶける。割れてしまう、水っぽくなる、
などいろいろと困られていたんだー。雨よけのハウスや
ビニールの屋根をつくりたい、でもお金がとてもかかってしまう、
など、農家さんのお悩みはつきません。
だから、一般に出回るトマトは農薬もつかうし、
もちろん肥料もつかいますし、そうでないと出来ないと
思われてきたのですね。
それがですね、なんとまあ今年はお世話になっている農家さん
みなさんが大豊作です。作物をたくさん、早く育てることよりも、
土作り、剪定の仕方など、トマトがここちよく育つことを大切に
してきた取り組みが、しっかりと野菜にあらわれてきています。
地元の農家さんの超フレッシュなトマトをはじめ、
茨城県で自然栽培に長いこと携われている農家さんのトマト
(抜群の美味しさ、食べての安心感に癒やされます)
そして、来週からは安曇野森ノ菜ノ会のミニトマト、
(こちらも毎年楽しみにされている方が多いトマトです)
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8月前半もまだまだ入荷がつづく予定です。
自然栽培のトマト、手のひらにのせてみてください。
カットして断面図をご覧になってください。
細胞が緻密で、なかに空洞がないのを、確かめてみてください。
肥料を投入してスピーディーに育ったのと、
投入せずにゆっくりと育ったのと違いは
野菜を手に持った感覚、見た目、舌で、そして喉越しで・・・
そして、食後の身体、翌日の身体など・・・みなさんそれぞれ、
感じ方は違うことと思います。
私の場合は料理がはかどる、
食べた家族の反応、残った料理の翌日の味、などでわかりやすい、
かな〜。お子さんなどは特に反応が違うようですね。
収穫時期は本当に短い、夏のトマト。
見つけた時は、ソースにして保存するのもおすすめです。
ある時にたくさん、たくさん、たーくさん食べておけば、
冬にトマトが食べたい!とか思わなくなりますから。
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毎週水曜日は工房チャツネさん(8月は一ヶ月お休みです)
第2、第4土曜日は薪窯パンワンネスの入荷日です。
トーストしたパンにトマトをスライスしてのせて、
オリーブオイルたら〜り、お塩をぱらぱらっと、
バジルをのせて、シンプルで美味しいオープンサンド、
これ最高の食べ方です。贅沢〜
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そしてそして!
今年もやってきました!マキヤさんの自然栽培ブルーベリー!
栽培のみならず、丁寧な選抜。さすがです。 これから一カ月程入荷します。 このまま食べても、冷蔵庫でつい熟させても(甘く味が濃くなります!)冷凍させても(一口シャーベットみたいで美味しい!)、ジャムやお菓子づくりに。旬をどうぞたっぷりお楽しみくださいね。
今週もどうぞ美味しい食卓を。
皆様のご来店心よりお待ちしております。
星野充子
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