12/24 とあるカフェにて・・・

アルパカニットPUENTEの展示会も残すとこあと2日、たくさんの方にご覧いただきお買い上げいただきありがとうございます。2年ぶりの展示会には夢にも思わなかった、アルパカに大好きな正藍染がほどこされてくるとは・・・・。昨年まではアパレル業界のビジネス的な思惑で産地は白いアルパカばかりになってしまって、黒、茶、グレーの濃淡の糸が手に入らないと、その毛色を元に戻していくのには時間もお金もかかるのだと聞いて、そのことをお客さまにも知っていただきたと伝えねば!という感じだったのが、もちろんそれも重要なことなんだけど、白のアルパカが正藍染をほどこされたことで、わたしの肩の力は抜けてしまった・・・・のでした。

ゲンキンなやつ、と思いきや、正藍染の色にはわたしに許すことを教えてくれた。それくらいうつくしい輝きを見せてくれたのでした。アパレル業界の思惑が一見、人道的に問題あるだろお金儲けのために動物を支配するなんて!!とわたしからは見えてもそれも自然の摂理なんだなと思えるようにもなったのでした。最近はそんなことの連続です。コロッと心が反転することばかりが起きています。というより、そういうものの見方がどうやら身についてきたような。種の支配は農産物のあらゆる場でおこっていることだけれど、いずれにしろその農産物のいのちを享受し、そもエネルギーを自分を通してどう繋げていくかが大事。何を選ぶにしろ、わたし次第なんだな。

今朝はずっと気になっていたカフェでサンデー日記を書きました。そのお店に行くことが目的でなく何かのついでに好みのカフェによる、「ついで」これが叶ったのはおおげさなようですがわたしにとっては奇跡。このきもちを味わいたくて思えば22年前にカフェを始めたのでした。そんな話を今いるカフェの店主に話したら、「え、やめたのもったいないですね。カフェまたやらないですか?もどらないのですか??」って。たぶん、もどらない。カフェがしたかったのでなく、今朝みたいな時間を過ごしたくて始めただけだから。

でも、今はサロンにおいしいエスプレッソを淹れてくれるカフェがあったらいいなと願ってます。