9月12日

今年もマザーハウスの前オーナーなおみさんの命日が近づいてきたので、新潟三条市へお墓参りに行きました。とはいえ、お墓参りに行くのは二度目のこと、前回訪れたのは2年前の7月だったと思います。ちょうど私がマザーハウスの管理をするしないで迷っていた時、燕三条地場産業振興センターで「自然と調和した生き方講座」が開かれることが決まりました。会場がなおみさんのお墓のあるお寺に近かったこともあり、これはご挨拶に行くということでしょうとそんなきもちもあったことを覚えています。

管理人は引き受けることになりましたが、なおみさんが街の人たちに有効に使ってほしいと残されたマザーハウスはまださほど積極的に活用されているわけではなく、月に三度くらいのお掃除や洗濯や光熱費の支払いなどの雑用係をうけおう程度、何をするのわけでもなく2年が過ぎてしまいました。昨年一度、管理人を募集しマザーハウスの有効利用しようとしましたがあえなく断念、応募してくださった方には申し訳なかったけれど、うまくことが運ばずでした。それでも、そのことが運ばなかったこともきっかけになり、今はだいたい月5日程度は決まって使用されるようにもなりました。思っていたようにはならなくても行動を起こすことで何かしらは動くことを、今振り返って気づくことになりました。初めてのお墓参りした2年前の7月から、翌年の1月まで私は毎月三条市へいくことになり、その流れの延長上に松本へ、そして昨年8月から今年の9月の前橋、そして来月からの宇都宮へとつづいています。

さて、今回の三条へは両親のリクエストで佐渡に高速船でひとっ飛び、久しぶりの海の眺めと満天の星空に癒されにきました。新潟港の高速船乗り場付近にある公共施設のホールがワクチン接種の会場となっていたため、近隣の駐車場が空いていないどころか渋滞だったのは想定外のことで焦りましたが、足の悪い父が同行していたため、思いやり駐車場という場所を使わせてもらえたことがラッキーでした。車椅子を使うほどではありませんが、少し足が不自由なだけで旅をする道中になかなかの障害物があるのです。いつもは自由気ままに動いていますが、ゆっくりゆっくりなペースを楽しんでいます。そしてここは水がいい!食堂へ部屋でのお茶、カフェでのコーヒーも、お茶がどこでもおいしいと感じられるのは、水がよいからではないかなー。宿泊先には必ずせっけんやシャンプーを持参することにしていますが、今回の宿には浴室にせっけんとせっけんシャンプーとクエン酸リンスが備えられていました。とてもありがたいです!

そういえばですね、前橋に遠方からお客さまが来られた時にマザーハウスに宿泊をおすすめできるようにゲストハウス構想も考えていたりします。寝具や寝具を洗う洗剤、浴室のせっけんやシャンプー、キッチンではサンデールーム で食材を買って料理もできるよ、みたいな感じで。マザーハウスがある場所と室内の趣向とがあまりにマッチしないから無理があるきがして、すすめていない構想ですがそんなことを言ったらサンデールーム も同じこと。待っていてもことは起こらなそうなので、内側からコツコツ広げていきましょうかね。