9月11日

午後のお話かいの準備をしていたら、見学させてくださいとお客さまがサロンに入ってきました。「見学と言わず、お店なのでどうぞご覧ください」そして、心の中ではここにあるもの全部売っているのでぜひ買ってくださいとは思うものの、なんかサロンはお店らしく見えないようです。名古屋からイベントに参加するため来られた友人も「素敵なショールームですね!」と言っていた。お店なんだけどな・・・・

見学に来てくれた方はサロンの床材にとても関心をお持ちになられ、この厚さでこの幅の木を揃えるのは相当だと言われていました。ここの床はほぼ女子だけで貼ったんですよと言ったらびっくりされていました。せっかく見学に来てくださったから、サロンの改装についてもいろいろお話しさせてもらいました。街の中のコンクリートの建物でも、食べるもの、着るもの、住居環境において自然な暮らしができることをコンセプトの一つに店をやっていると話すと「ゆらぎが大切だと言いますね」街の中には人工的な直線ばかりだけれど、この空間にはゆらぎがあるのだそうです。

ゆらぎ、いい響きです。床も壁もDIYを言い訳にして平らではないし、いろいろ不具合もありまして、よく言われるのは味ですね〜とかなんだけど、味と言ってもね・・・と不満に思うこともいっぱいなのですが、ゆらぎを感じると言われてちょっといい気分。その方はものづくりが好きだそうで、今は種から箒草を育てて箒をつくっているのだそうです。天候に左右され、収穫時期が真夏で身体が追いつかず、継続していけるか心が折れそうになると言っていましたけど、私はその箒ほしいです!と伝えました。聞いてはいたけど、そうか!箒も土がないと作れないもの、衣服も同じなんだなあと思いながら午後の勉強会にのぞみました。

2日目の勉強会も、みなさん喜んでくださって充実感のある2日間でした。帰り道、一件の配達と2つの宅急便を出して今週の業務は終了です。ありがとうございました!