9月10日

「衣からの自然」サロンでのお話会。服というとデザインが重要視されがちだけど、身体をまもる役割が本質だと思っているので、素材だったり、作られる過程が重要となのでは?そんな、服について日頃思っていること、わずかな経験ではありませんがそのような目線でセレクトした服の販売に関わってきての経験をお話をするというもの。

来てくださった方たちは、みなさん服の本質をよく理解されていました。サンデーで服の展示会に足を運んで、私の接客でお買い物をしてくださった方々たちは、一般的なショップでの服の販売とは違うので、服を選び着て、学ぶことを数年かけてされてきたかもしれませんね。かくいう私こそが、服の販売をやってみて、生活者であるから消費者目線は当然あるし、生産側の立場を理解できたことが何よりの経験となり、ものを選ぶ上での基準作りに大いに役立ちました。どこかで聞いた話でなく、教えてもらったことでもなく、実際に自ら経験した学びはほんと役立つものです。例え、それが一般的には失敗だろ〜という経験だとしても。服に関しては、高額なものを買うという意味ではなく、心地よいものを追求するために相当な投資をしてきましたから。資産ではない、自己投資ですね!

そんなこんなで、この日のお話会は当初の予定とはガラリと変わり、なんかもっとコアな内容になってしまいました。今後のサロンでの洋服展やインナーなど常設品の扱いや新しい商品についてなどなど、商品セレクトも含め形式なども。今までお客様さんとして買い支えてくだった方たちが、今後もしかしたら、販売する側に回る、もしくはその時々で役割を担うことがあるかもしれません。自然素材の服が好きで、心地よいもの、それが自分のためだけでなく、他者においても、環境に置いてもよいものであってほしい、そして衣服は農作物からできていることを忘れないでね。土がないとできないよね、という洋服屋さん、サロンにあったらいいなー。商品数はきっとこれまでよりは少ないとしても、細々とやっていけたらいいねとちょっと先のビジョンが見えたお話会でした。

2日目はどんな会になるか、とても楽しみです!