5月のサロン

過去2年の自粛を経て、今年はお出かけしてもいいよのGWですね。みなさまいかがお過ごしですか?そういえば、例年よりも気温は低いですよ。そして見回してみても、おで出かけしていいと今さら言われたって3年前までのGWとはやっぱり様相が違います。元の世界には戻らないと言われていたことが日に日に明確になっているように感じます。

先週はイベント続き、28日は「土偶を読む」の著書、竹倉史人先生のお話会でした。あたらしい宗教感覚というテーマのお話は集った方からは「これ当たり前のことだよね」という声が多かったですが先生が学問の見地から説明してくださいました。自ら出てくる感覚をもっと信じていいのだと励まされるお話でした。クローズのお話会だったのでマル秘情報もたくさん!!これはライブならではの醍醐味、そしてサンデールームサロンならではのお話会あるあるです。先生も不思議な宇宙的空間と表現されていたけど、私もサロンは不思議な場所だなといつも思います。

一年を通じて初夏のサロンはほんと心地よいので、5月もオープン日を多くします。5月4日は小麦塾、5、6、7日もオープンしますのでぜひ足を運んでくださいね。小麦塾は自然栽培農家さんから白小豆を5キロほどおあずりしているので、選別しながらのおしゃべりになります。どなたでもご参加していただきたいのですが、お願いがあります。合成洗剤や柔軟剤、強い香水や整髪料、ハンドクリームなどご使用されている方はご遠慮ください。新聞広告や公共機関で「香害」と表現されるようにもなりましたが、まだまだ地方の温泉などへ行っても源泉掛け流しを求めて集う人たちがなぜか平気で香料入りのソープで洗っていたりします。温泉施設もお客様へのサービスなのか、そういう類の洗剤を設置しているからなんとも切ないものです。求めるものと自らの行動の不一致、環境への配慮できない大人がサロンでおしゃべりもあったものではないので、その辺りはどうぞご協力お願いします。サロンてそもそもどういう場を指すのだろうと調べてみると、フランスで宮廷や貴族の邸宅での社交界をサロンと呼び、女主人が、文化人、学者、作家らを招いて、知的な会話を楽しんだのだとか。階級などさておき、また知的かどうかも脇におき、現代のサロンなんかいいかも。サンデーは元々カフェからスタートしたけれど、カフェよりサロンがあっている、かな?

4月の小麦塾は、前回参加してくださった方と初参加の方半々で、みなさん好き好きに思うことおしゃべりしましたね。感想メッセージを送ってくださった方、翌日もまた足を運んでくださった方、出張カフェ「ヒュッゲしませんか?」にクレープシュゼット食べにみえた方からmicolumnの感想もいただいたり、そこかしこで繰り広げられるちょっとした会話がまさにサロンでした。オンライン主流のご時世ですが、サンデールームの在り方がこの2年を経てまた明確になってきたかもしれません。5月の出張カフェ「ヒュッゲしませんか?」は4日と28日、好評につき引き続きのクレープシュゼットです。白小豆を選別していると夏に向けて小豆のスイーツもいいなあと思います。ヒュッゲの柳田さんに出張カフェを始めるにあたり、「毎月一つのお菓子を完成させて一年で12のお菓子が出来るね」とお話をしました。イベントから日常へ、そして「ヒュッゲの12ヶ月」なんていうレシピ集も作れそう。材料とセットで販売したり家でお菓子を作りたい人のためにそんな企画もいいですね。夏に向かうこの時期はなぜか夢や未来への可能性もむくむくと膨らむ時期、来年のGWは果たしてどんなことになっているでしょう!

5月は自然栽培全国普及会主催で山梨講演会開催が決まりました。会場は北杜市です。お近くの方、ご参加してくださいね!昨年から山梨の生産者さんとのご縁もあったり、講座開催のきっかけになった山梨在住の仲間もいて、これからが楽しみな地域です。今月で宇都宮講座は最終回なのですが、昨日になって「連続講座を開催していることをたった今知り、次回はいつからの開催ですか」という電話がありました。小麦塾に参加者のある方からは、2年前にサンデールームを通じて知った自然栽培のこと、なんでもっと早く言ってくれなかったの?と力説されちゃいました。伝えてるようで伝わっていない、ということは伝えていないということになるんだよね。5月はサロンをオープンし、発信強化月間といたします。ぜひ足を運んでください!