自然栽培の勉強会したいですが皆さんどうかな?

5月も4週目ともなると、夕方になっても空がとても明るくて。仕事を終えて帰り道、まだ家に帰るのがもったいないような、こどもの時の記憶なのか「まだまだ外で遊べる時間、昼間が長いっていいな」夏至まであとひと月の今日この頃です。

みなさま、いかがお過ごしですか?

イベント続きの連休が明け、通常運行のサンデールームではありますけれど「通常ってなに?」と思うこと多い日々。と言いますのも、コロナ終息モードにリンクして人の大移動が始まったのかなと思うような、Iターン、Uターン、出張や研修ついでに訪ねてきてくださる方、添加物や農薬など食材に関して疑問を持ち探して来られる方々、初めてご来店くださるお客さまがとても増えています。ずっと気になっていたけど前橋に滅多に来ることないのでやっと来れたという方も多いです。確かについでに来るにはあまり便利でない場所にある店なので、わざわざ足を運んでいただきありがたいです。と思う反面、「ついでに来る店じゃないんで」と心の中で呟くわたしがいます。自然栽培農産物これだけ並ぶ店滅多にないと自負していますし。そして、もっと言うと喉から手が出るほど欲しくて欲しくてたまらなかった自然栽培農産物はまだまだ認知も需要が少ないことを実感させられます。自家採取の自然栽培の玉ねぎや長ネギが店頭にどーんと鎮座していても、それが私たちにとってどれほど価値があろうかと思うものでも、初めて来られる方はあまり見向きもしなかったりします。それもそのはず、群馬県は農業国。産地ですからこの時期の玉ねぎはどこに行ったってたくさんあるのですから。そんな時、「さーて!がんばろう」と意欲が湧いてきちゃうのです。カフェから食材店に切り替えた時、お客さまがガラり一変したという経験がありますが、この度またカフェを再開すべく、ただいまプレオープン中。カフェ時代のお客様がひさしぶりに来て下さったり、10年以上ぶりに足を運んでくださったり。一巡して、自然栽培を普及させていただける機会の再来ということで、精進しようと思っています。

自然栽培と有機栽培の違いについて、初めてご来店のお客様からは時折質問されます。その場で口頭で説明をしても今までの知識や情報があるのと、その情報の捉え方が人によってまちまちで混乱していることが多いように思います。一つづつ丁寧に説明をさせていただきたいけれど、お買い物をただ来ただけでそんな話はめんどくさいわーという方もいらっしゃるでしょうし。折をみて、また勉強会など企画したいとも思うこの頃です。