wacca染展示販売 ✖︎ はきもの工房うえの展示受注会

2026年2月4日(wed)〜14日(sat)  sundayroom walk in closet
作家紹介

wacca染 正藍茶染師 磯部有加さん

本建て正藍染と、昔ながらの灰や鉄、植物で日々染めています。奢侈禁止令から生まれた四十八茶百鼠の奥ゆかしくも力強さを感じる色に惹かれ、その色名からインスピレーションを受けた色や柄を模索し日々染めています。「草木染め」や「媒染剤」という言葉が生まれる以前から使われていた灰や錆鉄、植物による染めと、本建て正藍染という昔ながらの藍建て法で、蒅(スクモ。藍の葉を乾燥させたものから、藍師という職人がつくる藍を染めるもの)、灰汁(硬木の灰と水からつくる上澄み液)、ふすま、貝灰を使って、建て染めています。元は美大で油画を描いていましたが、子育て中に山暮らしをする友人宅で採取した植物で染めたことをきっかけに、染色をはじめました。一度も農薬が使われたことのない土地をもち、そこで育った綿花を使い、明治時代に開発されたガラ紡績機を今でも稼働させ生地をつくる益久染織研究所の素材を中心に染めています。物に溢れる現代に、昔からの知恵を身近に感じられるようなものを日々模索して制作しています。写真だけは伝わらない素材感、ぜひ当日触れてみていただけると幸いです。

はきもの工房うえの 靴工房 上野一雄さん

28歳の時に靴職人になろうと決め、以来20年を靴づくりに費やしています。
足が小さく、合う靴が見つからなかった事や靴による足や腰の痛み、靴擦れ、水虫や臭いなどの不快症状など、同じ悩みを抱える人の助けになりたいと思い職人になりました。「靴」という道具はヨーロッパで発展し、日本には江戸末期から明治初期に輸入品として入ってきました。その珍しさや、工芸品的な美術価値の高さから多くの人が魅了されましたが、使い方や、靴に対する深い考察、いわば「靴文化」は日本にはまだ拡がっていないと感じます。具体的には靴を履く事で身体の不具合が起きている人が多い事、靴の履き方、選び方を教える事のできる人が少ない事など、成長期の人間の骨は軟骨の状態ですので、子供の頃に足に合う靴を選ぶのは特に重要です。

では、どんな靴がよいのか?はきもの工房うえのが考える、最高の革靴とは。
・踵から甲にかけてがしっかりと保定され、足の屈曲位置と靴の屈曲位置が一致し、足指が自由に動ける靴。
・1日中履いていても足が蒸れず、快適な靴
・長い年月を共にできるタフな靴
これらの条件を満たす靴を提供するため、一人一人の身体性を大切に足を採寸して、足に合わせた靴型(木型・ラスト)をつくり、靴を製作しています。素材選びは丈夫な動物皮革を植物タンニンでなめした足の汗を吸ってくれて、通気性のある天然皮革を使い、靴底の交換修理で靴本体を傷める事の少ない、手縫い革底の製法を採用しています。足を靴に合わせる、ではなく、足に合わせて靴を作る、オーダーメイドの靴工房です。また、工房で皮革染色を施す事により、グラデーションや模様などのオリジナルの表現ができます。こんなデザインの靴が履きたい、というご要望にも靴型から型紙の製作により、応じる事ができますのでご相談ください。履く人のポテンシャルをフィジカルとメンタルから最大限引き出せる靴をつくりたいと思っております。オーダーメイドシューズは日本には馴染の薄い考えですが、靴を選ぶときに既製か、オーダーかという二択が必要な人の頭に浮かぶようになるよう、日本全国で展示会を行っています。まずはサンプル靴の試し履きで足が伝えてくる情報を感じてください。革の柔らかさや、通気性と吸湿性のある天然皮革の感触に心地良さを感じるはずです。履き心地、歩き心地の良さを体験できるよう、数あるサンプル靴の中から適正なサイズをお出ししますので是非お声がけください。皆様のおこしをお待ちしております。

Date

2月 04 - 14 2026

Time

11:00 AM - 3:00 PM