三好基晴先生の医学オンライン講座
2023年2月12日(日) 13:30~16:00
ナチュラルハーモニーのオンライン講座のご案内です。今回はサテライト会場として、サンデールームにお集まりいただき一緒に学ぶ時間となります。
このセミナーは、“一錠のクスリも出さない医師”こと三好基晴先生を講師にお迎えしたオンライン講座となっております。前半はメインテーマとその時々の重要事項に合わせたフレキシブルなお話となり、後半は自然食の紹介や健康病の問題について、ナチュラル・ハーモニー河名代表との対談や質疑応答のお時間になります。
2023年2月12日(日)
第1部 医療の実態 (13:30~14:50)
認知症の治療薬レカネマブがアメリカで承認され日本でも承認されようとしています。認知症の要因とされている脳内のアミロイドβに作用する治療薬とのことですが、効果に疑問があり、色々な問題があります。その他アトピーの新薬などについての内容です。
脳内アミロイドβ蓄積と認知症状とは相関はない/脳内のアミロイドβのPET-CT検査薬の放射性物質は5億5000万ベクレル/アミロイドβ要因説は否定されている/相対有効率は27%だが絶対有効率は2.5%/有効性の調査法は、周囲の人からの聞き取り情報で信頼性の低い「観察法」である/年間薬剤費は1ヶ月約30万円である/アトピーの新薬でかゆみが改善しても根本治療にはならない
(休憩 14:50~15:00)
第2部 自然食講座(15:00~15:30)
牛乳には賛否両論あります。牛乳を常用することはよくないですが、チーズやバターやアイスクリームなど牛乳の加工食品は嗜好品としてたまに食することは良いと思います。牛乳は乳牛の飼育方法や加工方法の違いから選ぶべきだと思います。牛肉などの食肉や養殖エビの実態についてなどの内容です。
完全放牧牛は1頭あたり約1ha(1万㎡)、牛舎の牛は約10㎡/放牧牛の乳量は年間1800㎏、牛舎の牛は5000㎏/放牧牛の内臓廃棄率はほぼ0%、牛舎の牛は約70%/放牧牛の寿命は約15年、牛舎の牛は約5年/牛乳の殺菌方法の違い/ノンホモ牛乳とホモジナイズド牛乳の違い/牛肉のランク付けは美味しさではない/霜降り肉の牛は屠殺前にビタミンA欠乏症にさせられ歩行困難や盲目になることがある/家畜の内臓に病気が見つかれば全廃棄すべきだが、病変を切除して出荷されることがある/養殖エビは産卵促進のため片目を切断されることがある/天然魚介類でも鮮度保持剤を使用しているものがある/輸入バナナは収穫後薬浴されることがある
(質疑応答 15:30~16:00)
■講師:三好基晴先生
1953年、福井県鯖江市生まれ。
医学博士、臨床環境医。ホスメック・クリニック院長。
アトピー性皮膚炎や花粉症などのアレルギー性疾患、化学物質過敏症、電磁波過敏症、がんや糖尿病などの生活習慣病に対して、衣食住の生活環境を改善する診療をしている。
全国で講演会やセミナー、料理教室などを行っている。
著書は、共著「買ってはいけない」(週刊金曜日)、「薬の常識はウソだらけ」(廣済堂出版)、「自然食の裏側」(かんき出版)、「発酵遺産」(花書院)など多数。
お問い合わせより、参加者のお名前、質疑応答の時間がありますので事前に質問や希望内容がありましたらお知らせください。