2025.1月23日(木)ー25日(土) うさとの服展
うさとの服展 手紡ぎ手織り草木染の衣
初めてうさとの服を羽織った時の体感は忘れません。この体感はなぜ?調べれば調べるほどに、服の作られ方に衝撃を受けたものです。一着の服を一人の人が最初から最後まで縫い上げるという分業ではない服の作られ方。そして、それまで私は、服も大量生産大量消費であることに目もくれずにいました。そして、服は布から、布は糸から、色は化学染と植物で染める方法があり、その方法にもさまざまであること。その糸は、綿、麻、絹という自然素材であること。その素材が農家さんが育てる農作物であること。毎日身につけているのに、気持ちをはせずにいた私がいたこと。うさとの服にはたくさんのことを教えてもらいました。デザイナーのさとううさぶろうさんの「うさとの服は八百屋の店先に並んでいてもいい」「本来の自分を生きて宇宙ともっと共振して生きようよ」服に対しての思いも素敵だなあと感じて、サンデールーム界隈のお客様にもご紹介しようと、3ヶ月後に展示会を始めました。
サンデールームの展示会はその当時からのお客様が15年以上も足繁く通ってくださったり、そのお客様のクローゼットはうさとの服しかないのでは?と心配になるくらいなのですが、それまで毎回お洋服との一期一会を楽しみにおでかけくださったり、お客様だった高原美也子さんがコーディネーターとなり、年3〜4回の展示会を開催してくださっています。高原さんのコーディネートはとても上品で、「高原さんが選んでくれる一着が自分では選ばないのに一番気に入っています」と言われているようです。長く展示会に通ってくださり、コーディネートに迷われている方、以前購入してあまり着こなしが難しくなってしまった服など、ぜひお持ちになり相談してみてください。また、初めてのご来場の皆さまへ、手紡ぎ手織りの空気を含んだお洋服の温もりをこの冬、身につけてみてはいかがでしょうか?薬剤処理をしていない綿は油分と水分も保持しているので、素肌に触れて、肌への摩擦もやさしく、冬の乾燥シーズンにもとても心地よくいてくれる、自然のめぐみであることをご紹介いたします。
2025年、新しい年の展示会にご来場を心よりお待ち申し上げております。