
自然に学び、自然に生きる。〜自然栽培をめぐるハーモニックライフの旅〜
2月22日、23日開催です
埼玉県神川にて開催 詳細はこちらへ
☀️サンデールーム店頭で詳細チラシお渡し中
わたしたちは、今から25年前にこの社会のなかで健やかに暮らせる場所がほしいと思い小さなカフェを始めました。料理やお菓子を作るために食材を探しましたが、わたしたちがお金を払ってほしいと思えるものはお店では売っていませんでした。無農薬の農産物を探し農家さんを訪ね、やっと出会った農家さんに「あなたにはあげるけれど、お金はいらない」と言われました。
その次に出会った農家さんに、「街が廃れていくし、わたしはもっと自然のなかで暮らしたい」と言うと、農家さんから「街には役割があるでしょう。里には里の役割があるように」
農家さんに来ていただいて、餅つきやマルシェなどイベントを開催して大盛況、いろいろなつながりはできましたが、わたしたちの目的「今の社会のなかで健やかに暮らせる場所」はイベントの時だけ。それでは、何だか違うのです。
物資文明の終焉はいつかくると物心のついた幼少時からアニメや小説からうすうすと感じとり、不安ではありながらも心の奥で準備をしていたようで社会の状況がだんだんとそれに一致していくのを見ても恐れることはありませんでした。いつも考えていたのは、今の社会のかたちに終わりが来たときにわたしたちは何を目指していけばいいのか?それだけは見えずにいました。いつもそんなことばかりを考えていたサンデールーム初期、ひそかな裏テーマのひとつが「精神世界への旅」でした。
カフェを営みつつ、興味関心は自身の内的世界。それを広げることにしか新たな発見はない。なーんて、今思えば、わたしたちにしてはちょっぴり消極的な旅の途中で、人生最大の福音ともいえる大きな出会い。それが「自然栽培」であり、「自然と調和した生き方」でした。
きっかけは河名代表の講座でした。https://naturalharmony.co.jp/
この講座をきっかけにして、農業や他の業種でも「自然と調和」の方向へ舵を切った人たちが全国にいらっしゃること、時代の先駆者の存在を知り、大きな励みとなりました。「自然と調和する」との判断軸は、わたしたちがそれまでとりあえず身をおくことにしていた、自然食や環境活動、身体によい何某かとは別次元なことに相当驚きましたが、ようやくたどり着いた心のよりどころであり、『魂の実家』に還ったような感覚に、もしかしたら地球においては新文明の創造といえる、目指す未来がぼんやり浮かび上がってきたのです。
人類の数千年の文明史のなかで、平穏な時代は多くはなく、混乱の絶えない社会だったと想像します。信仰や宗教、何らかの学びといった精神世界の旅を行うことで社会の安寧へと繋げていった先人たち、だから、わたしたちは過去をお手本に精神世界の旅をしたのですが、ようやく新しい文明を創造できる、占星術でいうところの「風の時代」に、ほんとうはずっと創りたかった「健やかに暮らせる場所」の具現化へようやくスイッチが切り替わりました。
2011年の河名代表セミナー、2012年の農業研修をベースにサンデールームをディレクションし、ようやく12年の歩みの途中。過去にお手本やモデルがないので、みなさんと一緒に考えて創造していきたいと考えています。創造メンバーをいつも募集しています。判断の軸はいつでも「自然と調和」、関わる人は多い方が楽しいです。この2日間は、前橋はもとより、群馬、埼玉、北関東での自然栽培のつながりを紡いでいくことを願います。