3年間のビッグウェーブを終えていよいよ本番

瞬く間に下半期が始まり、夏本番がやってきました。数年間お休みしていたお祭りも、海外への往来もまるで何事もなかったかのように平常運行になりましたね。この夏は3年間の思いを晴らすかのように何か勢いが増しそうです。みなさん、いかがお過ごしでしょうか?

サンデールームはこの3年間粛々とそれ以前となんら変わらずお店を営業しつづけていました。今だから言ってしまおう。手を消毒することもソーシャルディスタンスも意味ないと感じたまま、その気持ちに素直に過ごしていました。マスクをする人、しない人に対しても取り立てて意見を言うつもりもないし、ただ一人「私はマスクをしますがあなたはなぜしないのですか?お店にいてしないということは、それなりに考えがあるのでしょう。その考えをぜひ聞かせてください」と一回だけお電話をいただき、たしか1時間くらいお話をした記憶があります。騒動の初期、2020年だったかな。それからは、特にスタッフがマスクをせずとも、ありがたいことにお咎めなく、消毒液を設置せずとも許され、やはり一度だけお客さまで商売されている方に「形だけでも設置するなら消毒液あげるわよ。何かあるといけないから」と親切にアドバイスしてくれる人もいました。おきもちありがたい。何かあるといけないからと祈ってくださるその思いだけを頂戴して、アルコール除菌剤もソーシャルディスタンス透明シートも購入せずに3年間を終えました。アルコールはよくないからハーブで除菌という方もいましたね。エッセンシャルオイルでウイルス退治するという考えでしょうか?自然栽培の田畑や、私が実践している自然と調和した生き方的にいうと、アルコールであろうとハーブであろうと、お酢であろうと生姜であろうと(笑)殺菌するという考え自体を手放さない限りは永遠にウイルスとの戦いのループからは抜けられない。地方都市にある小さなお店だからこそできることとして、この3年は、店の営業スタイルでこのことを表現してきました。誰に見せるわけでもなく、認めてほしいのでもなく、きっと自然界は見ています!というか一体だからわかりあえている!そう信じています。

なんら変わりなく営業を続けてこられた私たちにとっても緊張感は免れない時でしたから、違和感を感じつつ強制(されたわけではないけど)、従うそぶりを演じたり、抗わなければならなかった人たち、ほんとおつかれさまでした!前回のコラムにも書いたシーソーのどちらかに偏るのは目に見える立ち位置の明確さ。こらからはどこにいるとかでなく自分の中心にある軸がものをいうのだと思います。そして、やっぱり同志は必要ですよね!大きな波はもういいよ〜と思いつつ、何がきても大丈夫だね。明るいきもちでこの夏を謳歌したいと思います。みなさん、楽しんで参りましょうね!