日南茶藝の茶会と小麦塾

昨年10月に佐賀県伊万里市の横田茶園さんを初訪問しました。通常、お会いしたこと訪ねたことのない農家さんからの農産物を販売するのはめずらしいこと。5年以上お取引している横田茶園さんへ、念願かなって山のてっぺんの茶畑と製茶工場の見学をさせていただき感慨深いものがありました。その時、横田さんに「いつかサンデールームに行ってみたい!」と言っていただき、淹れていただいた紅茶と手作りのおやつががとてもおいしくて、「ではその時はお茶会をしましょう」という話から、今週末の「日南茶藝の茶会」という運びに相成りました。まだ定員までだいぶ余裕がありますので、お誘い合わせでのご参加お待ちしております。茶会ようにあつらえた新月のうつわと茶葉を使用したお菓子なども、この日のために職人たちが腕をふるいますので合わせてお楽しみにしていただければと思います。

お申し込みはこちらのフォームから、備考欄に茶会への参加理由や農家さんに聞きたいことなどお寄せください。お待ちしております!

2021年1月から不定期開催していた「小麦塾」。農家さんを訪ねたり、うどんを打ったり、お菓子を食べたりの自然栽培の勉強会を久しぶりに開催することが決まりました。

日時 3月19日(日)13:00〜17:00  

埼玉県上里町の橋本農園の圃場見学後にカネザワさんのショールームで座学の二部構成で自然栽培の基礎講座、対象は生産者と消費者問いません。自然栽培は農薬と肥料を使わないという農業ではなく、窒素リン酸カリという三大栄養素でなく様々な複合要因で栽培が 成立していることや過去に施した残肥が生育を阻害していることなど、土づくりへのアプローチが大切であり、その方法は一つが正解ではありません。上里町で15年以上、自然栽培を継続し難しいと言われる玉ねぎの自家採種にもあきらめることなく取り組み続け年々、農産物の質と収量の向上している橋本さんに実践のお話をしていただきます。ナチュラル・ハーモニーの河名代表の講座では、自然栽培の原理原則から紐解く新時代の生き方が導かれ、先行きの見えない現代社会が今後舵を切り目指すゴールが見えてくると思いますので、農業従事者だけでなく、消費者の方々にもご参加いただけることを願います。

自然栽培はただの農業技術ではなく、取り組む上で大事な心構えのようなものがあります。最終的に田畑が生産者自身をうつし出す鏡のようなものだと橋本さんは言います。農業従事者だけでなく、自然と調和して暮らしを生きとし生ける全ての方々にお届けできますよう、今回は自然栽培全国普及会主催の勉強会ですが、会員さんでなくても、どなたでも参加いただけます。参加希望の方は、問い合わせからご連絡いただければ後ほど詳細をお送りいたします。