今年は夏が長い〜と思いませんか?十分夏を楽しんだ気がするのにまだ7月、なんか得した気分。それでも7月最終週、8月になったら一気に加速しそうですね。サンデールームもここからイベントつづきです。さあさあ、みなさんよろしくおつきあいくださいませね!
7月31日 オリーブオイル講習会(満席です)、8月7日スパイス講座(残席わずか)となりました。8月28日の自然のおめぐみ受注会と併せ、この3日間は日曜日ですが食材店を開けます。日曜日しかお休みがとれない、お買い物に行きにくいというみなさまにご利用いただけるといいなーと思ってます。サンデールームでのお買い物のタイミングを生活の中に組み込みにくい方々がもしみなさまのお友達やお知り合いにいらっしゃいましたら、ぜひぜひご案内やご紹介していただけたらと思います。一度ご来店いただければ、宅配も承ります。週に一度か2週に一度、または月に一度のペースで、自然栽培の農産物を日々の暮らしに取り入れていただける一つのきっかけづくりに、サンデールームのgood morning marketを開催します!
遠方よりご来店、発送のご依頼も少しずつ増えています。自然栽培を食べたいと思われる方、また自然栽培でもどのお店のものが本当の自然栽培なのかがわからないという声も耳にするようにもなりました。自然栽培のカオスをここでちょっと整理したい、というかサンデールームで扱う食材についての説明もしっかりしていきたいと思いますが、今日は「特別な時に自然栽培農産物を食べる」というお声に対して、私の思うことを書いてみたいと思います。
「特別な時に」という言葉から、まだまだ特別感があることを再認識しましています。そして、どうすれば、みなさんの日常にもっと気軽に取り入れていただけるかな?と思案をめぐらせています。私のいう思案をめぐらせるというのは、いわゆるマーケティングでもないし、頭でプランを考えてもいるわけではないので、頼りがいはないのですが。でも本気で思いをめぐらせているだけあってですね、アンテナには毎日ピン!ピンと!とひっかかっるのです。
サンデールームで販売している、お米も野菜も、調味料もあくまでも日用品であってそんなに特別扱いしてほしくないのです。病気になったからとか、化学物質過敏症になっちゃったからとか、妊娠した時や小さいお子さんのためにとか、最近ではファスティング明けはサンデールームのものをという方もいらっしゃいました。共通するのは、日常の食材ではなく特別な時に食べるものであって、もっと言っちゃうと一般の食材を身体が受け付けなくなってから選んでくださるとも言えるのかな。そう言ってくださる方にしたら、「よい食材」とお褒めの言葉なのでしょうが、実は私の本音は真逆なのです。特別な時に食べても、もちろん害にはならないとは思いますが、お考えになっているような効果や効能は食材にはありません。だから、その考え方、ちょっともったいないないなーと思うのです。
自然栽培の農産物を食べることは、土や水、空気や人体を汚さないという意味で環境保全につながると思いますが、食べ続けてなんぼのお話であって継続していかないことには始まりません。ましてや、食べものは薬ではありませんよね。冷静に考えてみればみんな本当はわかっているはず、食事の本質っていったいなあに?料理をして、または誰かが作ってくれたものを食べ、「ああ、美味しい!」と思わず口から言葉が出てきてしまう、そんな経験を毎食しっかりしている人どれくらいいますか?私はこれに関しては自分でかなりよくやっている!とほめてあげたいくらいに貪欲で、そうじゃなくちゃ食事などする意味ないとさえ思っています。
いま、食事制限や食生活に対して、食育や食事指導なども本当にいろいろありますが、もしも身体のために食事を整えることをしたいと思いの方は、まずはこの感覚を取り戻すことから始めてみてはいかがでしょうか。食べて、感じる練習です。「今日何食べる?」という映画がありましたが、本当そんな感じで、食事制限や食生活についての主義にふり回されないで、身体と心の声にまずは素直に耳をむけてみてはいかがでしょう。簡単なようでもしかしたら難しい事かもしれません。でも、なんかですね、これをやってみることで、どう生きるかってことに関わる大切なことな気がします。どう生きるかの中でも、素直に生きることにつながる気がしています。
いよいよ8月から山梨にて連続セミナーが始まります。北杜市と山梨市の2会場にて。身体と心の声を素直に聞けるようになるために、おすすめです。12回通して受講することで、一度取り払ったと思っても、日々積み重なる経験からの思い込みを何度も何度も払わないとねー。何ならまるで祝詞のようですが、これもまた特別なものではありません。暮らしの中にあたりまえにあること。私も参りますので、会場でお会いできたらうれしいです!