1/17 根と枝葉の連動性

1月も半分が過ぎましたねー、はやいはやい。感染者の増加に伴い、食材店は忙しい。2019年末からにわかにわたしたちの暮らしを脅かしたこの騒動の中で感じていることですが、それもこれもどうやら落ち着いてきた感じで、そろそろ収束の予感。ですが、本題はこれからなんですよね。今までの騒動は序章に過ぎず、言わば自動車教習所での実習みたいなものでした。何度かに分けて新時代を生きる実践練習をさせてもらえた、そう思えばありがたい2年間でもあったなと。

ぼんやりこの2年を振り返ります。変わったことあったかな?騒動以前と最後の真っ最中、そして後とでは。この間にも何の影響もなく続けてきたことは、きっとこの先も変わらない。変わることは枝葉だからたいしたことはないんだろうな。そう思えばどんどんと変えていきやすいよね。枝葉だから。

自然栽培の果樹栽培では、肥料で育つのでないから枝葉の剪定で根の張り具合が変わることを知りました。肥料を施せば根は深く遠くにはっていきません。だってその場に肥料があるからそんなに働きません。そして、枝葉に栄養が行き伸びていく、それを成長と見るか、いやいや肥料による影響でしかないと捉えるのかでその後の道筋は変わる。今回の騒動でだいぶ明確になったことじゃないかな。肥料のように外側からの養分供給で成り立ってきたことは、施されなくなった途端どうなっていくのか、想像すると恐ろしい。これも時代の変化の過程と思えば恐ろしくもないか!視座を変えれば進化の過程とも思えるし。

今年は自然栽培で学んだ法則をあらゆることに使ってみよう!これって今さらな話ではなく、自然栽培全国普及会の前会長、高橋博さんにお会いするたび言われていたことでした。そして、天狗になるなよって、わかった気になるなよって。伝えるよりも実践実践、まずは自分でやってみろ!

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