10月4日

新月材の家具のプロジェクトがあって、なんて素敵な世界観と思っちゃった私は出来たけれどなかなか売れないという家具のいくつかをお預かりして販売しています。ベッドとテーブルはすでに売れてしまったので、今あるのはアイランドキッチンのみ、サロンで販売しているのでぜひご覧くださいね!テーブルも商品を置く什器として使用していますが、それでもいいよという方には販売しますのでどうぞスタッフにお声掛けください。

冬の新月の日に伐採した木を自然乾燥して、化学接着剤(もちろん木工用ボンドもです!)使わずに仕上げた家具のプロジェクト、気に入った理由ははデザインがシンプルであったことでした。作家さんが作ったような主張がなく、普通の家にもあうところ。それでいて、職人さんの手で作られているところ。そして、新月伐採という自然観への挑戦もあって、魅かれてしまったのです。

現実は資金の都合、家具制作の専門性、販路など問題は山積みでしばし頓挫していることですが、やっぱりこの家具出来たものはとても素晴らしくて、購入いただいた方から今日も嬉しいメッセージをいただきました。それは手入れをして蘇ったという、一般的な家具を買ったらしなくてもいいことなのですが、それをすることでの家具へのさらに愛着が増すことや、植物から家具が出来ていることへの実感が増してその方は「まるで森の中のアナスタシアのベッドさながらですね」という感想を送ってくださった。そうなんだ・・・アナスタシア!

一巻しか読んだ事がないのでアナスタシアをよくは知りませんが、時折お客さんとおしゃべりをしていると「アナスタシアみたいですね」と言われることがあります。アナスタシアさんとはどうやら気が合いそうです。自然栽培を説明するとナウシカみたいですねというのもよく言われます。物語には出てくることみたいですが、自然栽培も新月材の家具もリアルです。夢見がちなことでもなくとってもリアル、私にとても合理的なことに思えるのです。