9月27日

ブドウがおいしい。自然栽培の果物は食味と食感の違いが歴然で、慣れてしまうと他は食べられなくなります。食べられないと言うより、不要ですとなるから身体の感覚はつくづくすごいな〜と思います。今年は柑橘が豊作とのことですのでたのしみです。

急に寒くなってきたので今日は煮物日和。干し椎茸を戻して煮物、里芋と蒟蒻と昆布の煮物、ひじきの煮物、鶏レバーの煮物、蓮根のきんぴら風煮物と5種類も作りました。おいしくてお求めやすい価格の干し椎茸を探しているのでどこかへ行ったら必ず買っているのがたまってしまったのと、戻して冷凍にしていたひじきを使い切ったのと、保存が長くきかない里芋と、たまに食べたくなる鶏レバーと・・・気になっていたものを全て煮物にしてしまいました。あ〜スッキリ!

あとはごはんを炊いて夕飯に備えます。煮物というのはすぐにできるものではなく、出汁をとったり、煮含めたり、日にちを経たものがおいしかったりもしますのでこうして作り置きしておけば常備菜になります。あとはメインのおかずと味噌汁を作れば定食が完成しますから、気が向いた時に作り置きしておくのはおすすめ。これも、自然栽培の野菜と天然菌調味料のなせる技、日にちが経っても味の劣化がない料理が作れるのでほんとすごいなあといつも感心してしまいます。

「野菜がおいしいので、塩とオイルでソテーして食べるだけで十分」とよく耳にする自然栽培の野菜についての感想。確かにそうなんだけれど、出汁をとっての食事作りも忘れないでね!お米の消費量が減っているのは出汁をとって作る和食の献立が家庭から忘れられつつあることもその要因かなと思うのでした。空前の和食ブームをまずは家でやってみようこの秋はそんな気分です。