休日、家族に誘われアウトレットへ行きました。大型店舗に行くとインテリアになぜか目に行き、家具とは言わないまでもランプや装飾品を連れて帰ってくることが多いです。今回も鏡とオブジェをいくつか机の上に飾りました。好みのインテリアのショップで洋服やバッグなども見てきました。さわってみるとやわらかくてきもちいい質のよいカットソーがあったので、店員さんに「この綿はオーガニックですか?」と聞いてみたら「ちょっとわかりません、勉強不足で」との返答でした。セレクトショップなのでブランドによってはオーガニックコットン、オーガニックウールを使用していることもあるでしょうから、もしわかれば教えてほしいとダメもとで聞いてみたのですがそこまで把握できませんよね〜。帰ってから、それぞれのメーカーを調べてみたら、物によってはオーガニックコットン使用とありました。できたら表示をしておいてほしいと消費者的には思いますが、事前に勉強が必要だなと痛感したことも事実。これをきっかけに、ファッションブランドも以前より環境に配慮した商品を作っていることもわかったので、もう一度よく調べてお買い物へ行こう!と思いました。
先日、農家さんの集まりで人から受け継いで果樹栽培に携わっている方にお会いしました。その方は知人から受け継いだ方法がたまたま有機栽培であったようで、ご本人が栽培方法を選んだわけではありませんでした。その集まりで、自然栽培、有機栽培、慣行栽培と大きく3つに分けての説明があり、その農家さんは「自分は農家だけどまだ始めたばかりでよくわかっていないから、どちらかといえば消費者として、なんでスーパーの農作物には栽培方法が表示されていないんですか?もし明記されていれば、みんながそれぞれ選べるのに」とおっしゃいました。それを聞いて、慣行栽培の野菜や果樹にどれだけ薬が使用されているかをもし表示されたらみんな買い物できなくなるだろうから表示などされるわけないし、だから価格だけでものが選ばれるようになってしまったのだと思ってはいたので、逆にそのような考えをみんなの前で飄々と言えることにどこか清々しいものを感じました。
セレクトショップで扱っているメーカーで、今年の春夏のこのタイプのものはオーガニックコットンを使用しているとか予め勉強していって買うのもいいけれど、店員さんに聞いてみるのも悪くはない。なんか嫌がられるかな?と少し前までは絶対に言えなかったこともそろそろ声に出して言えるような流れがきていますね。10年前とは確実に変わってきています。「これ、オーガニックコットンですか?」「いえ、これは違います」「そうですか・・・じゃあ、今日は買うのをやめてもう少し今着ているので我慢して、来年オーガニックコットンで製品化したら買いに来ますよ」なーんて言ってみるのもいいかな。