2023始まりましたね〜!

2023年はイベントからスタートしました。年始早々イベントが立て続けになってしまい、企画したはいいけれど実際にお客さまは来ていただけるのの心配をよそに、足をお運びいただいたみなさまにこの場をかり感謝申し上げます。ありがとうございました。2日間のグッドモーニングマーケットはさすがにこの時期、出足は少なく「そりゃそうだ!」とやってわかった次第です。それでも、お昼近くや終了後の昼過ぎに来店者がいらして、いつもは定休日の日曜日や祝日にイベントと併せてのグッドモーニングマーケット、今後も時期を見てを継続していきます。よろしくお願いいたします!

農産物のシーズンはこれから春に向かって端境期に入ります。野菜が品薄で、貯蔵している根菜や豆などに助けられる時期です。日持ちがして、収穫後の味が落ちるどころかよくなっていくこともある自然栽培の野菜は端境期にはありがたき存在。じゃがいもなんて本当に味が別格です。これからのシワシワ〜が増えるじゃがいもこそが、旬ではないかと私には思えます。一般によきものとされている「新鮮」という価値観をこの端境期に「あれ?新鮮て何??」とすこしでも疑問持ってもらえる機会だと私はふんでいます。端境期に、数少ない農産物からピンときたものを選んで料理してみてください。感じるものあるのではないでしょうか。

サンデールームの食材店の品揃えは、季節の移り変わりがありのままに見えます。農家さんの畑や倉庫と直結しているとでも言えましょう。人間や流通の都合で操作されていない、そもそも小さい店なので操作をする力がないだけのことなのですが、この力のなさが功を奏している「the!旬」をそのままなんですね。毎日の食事はこの食材店に並ぶものを食べていればいいとわかれば安心感が芽生えます。「身体のために何を食べるか?」この時期はデットっクスだとか、花粉症前に体調を整えておく的な食のアドバイスをされている方が増えますが、私はそれに対して疑問を感じます。多くの人は体調を崩したり、心身を患ったりすると、誰かが提唱する健康法やアドバイスを求めてあっちへこっちへ・・さまよいます。まるで亡霊のように。そうしたければすればいいけど、気の済むまでやってみるのもいいけれど、収集した情報を集めてパッチワークした暮らしのデザインは本当のあなたにとって有益でしょうか?行動する前に今一度考えてみることが必要ではないでしょうか。

「考えてください」と急に言われても、またこれまでの癖でまた誰かに答えを求めたり、自己流の考えのループにハマったり、混乱してしまう人もいますよね。私もそんな35年があって(おそらく5歳から!)答えを求めて自己流の探求を長い旅をしてきました。それでも、サンデールームという場があったおかげで、探究をしつつも日常の暮らしがまず大前提にあり、探究したことと日常の暮らしを一致させることが第一でした。探究と暮らしと仕事が不一致にして生きられるほど器用ではないこともあって、自ずと私の仕事は決まっていきました。周囲には目指すモデルがいないので都度考えなくてはなりませんし、やってみなければわからない。失敗しないようになどという一般的な考え方とはだいぶ異なり、そんな繰り返しをするうちにもはや「失敗」という概念はないということにたどり着きました。よくいう「失敗はない」という教えを教えられて知ったのではなく、自ら気づいてゲットしたことこれは私たちにとっての力になりました。

身体の中にはたくさんの遺伝子のスイッチがあって、眠っている遺伝子をスイッチオンすれば私たちの可能性はまだまだ広がる」と提唱したのは遺伝子工学の権威、村上和雄博士です。持って生まれた「素質」も「才能」「能力」は、この遺伝子スイッチがオフのままでは宝の持ち腐れとなってしまう。村上博士はこう言います。「素質という先天的な遺伝要因よりも強く、環境や努力といった後天的要因が遺伝子のスイッチを作動させ、人を育て、人を変えていく。遺伝に環境が加わることで、生命の能力、いのちの力は最大値に達するのです」と。

サンデールームは今年で24年目に入りましたが、今から12年前の立春の日に実は私の遺伝子スイッチのメインボタンの一つがオンされ、そこから急激にいくつものスイッチも次々にオンして物語の第二章が始まりました。スイッチが入った時はまさに目が覚めた感覚で、それまでどうにもできないと思っていたことが、問題は決して解決したわけではないのですが言うならば、霊的に一気に目の前で晴れたような感覚があったのです。

霊的について、すこしだけ補足しますね。「霊主体従」とは魂や良心など、精神的なものを〝主体〟として物質的な欲望を制御しながら自分の魂を成長させながら生きていくという考え方です。ともすると聖人にならなければならないと想像されがちで、「ありがとう」とか言わなければとかいつでも笑顔でとか巷に方法が溢れていますが、そのようなことではありません。一方、「体主霊従」とはわがままに欲求を満たすために 、精神的なものより物質的なものに重きを置き物質を〝主〟とし、心や精神を〝従〟とみなす唯物論的な考え方です。12年前の春分の時の目覚めは私にとって「霊体一致」でした。どちらかが主でどちらかが従でなく、主従は入れ替わってもいい、とにかく一致していることが大切だと、その中心の部分が私の目指すところだなと言うのが見えた瞬間でした。ゴールが見えた。見えただけで、ゴールに行くにはまたまた日常が大切というところになっていくのですが・・・・。

サロンで私と数時間おしゃべりし「あ、あなたはこれをまずはやってみて」「これを買ってください」とか言うことがあります。そんな私をスタッフは「ナチュラルライフコンシェルジュ」と言ってくれる。衣食住のただの自然なものを販売しているだけでなく、お客さんが目指す先を一緒に見て提案します。目指す先が明確な方にはものを選ぶお手伝い、時には他社の商品をお薦めすることもあります。そして、もしご要望があれば、またはゴールが見えなくて混乱している方がいらっしゃいましたら、私が実践する「自然と調和した暮らし」の提案をさせていただき全身全霊のサポートをさせていただきます!

旧暦の新年が1月22日、立春が2月4日。そういえば、サンデールームのキッチンのプチリフォームはだいぶ遅れていますが、22日に左官屋さんの工事が入ります。許可が通れば晴れてカフェが再開できるので、2月4日にプレオープンできるといいなあー。保健所の検査が25日でそれを待って、また正式にお知らせ申し上げます。2023年も動き始めましたね。どうぞよろしくお願いいたします。