12/12 やさしくあたためて

PUENTEのアルパカニット展示会1週間が過ぎました。足を運んでいただきましたみなさま、ありがとうございます。商品は25日まで(クリスマス迄ですね!)ご覧いただけますので引き続き、アルパカとの出会いと暮らしをお楽しみいただけますように!

PUENTEのアルパカニットの販売を始めて5年くらいになりますでしょうか。大分にあるギャラリーの女主人からサンデールームにマッチするとおすすめされたのがきっかけ。PUENTEの落合さんに連絡をしたところ、すぐに店に来てくれたのが始まりで来て早々にノートパソコンを開いて、1階の食材店のレジ横でアルパカの産地の映像を見せていただきました。その説明をする様がまたものすごい熱心で圧倒されるほど、その後実際に商品を扱いはじめて、あの圧倒されるほどのエネルギーは産地と生産者と商品への「愛」そのものだったことがわかりました。

落合さんが訪ねてきてくださり、説明を受けすぐに展示会ができるとはなりませんでした。それもそのはず、PUENTEの展示会をしているのは著名なギャラリーばかりで、わたしは衣服に関しては素人なのでうちでは無理かもと半分諦めモードでもあったのですが、落合さんは「小物から販売をしてみて、お客さんにアルパカのよさを伝えてもらって、理解をしていただいて、何年か後に展示会につなげていきましょう」と言ってくださいました。最初に2年間は1階の食材店の奥のエリアに冬には靴下やレギンス、帽子や手袋やレッグウォーマーを山のように並べて販売をしていました。今ではちょっと考えられないですね・・・。

落合さんが初めて訪ねてきてくださったとき「自然栽培の野菜がこれほどたくさん販売されていてすごいですね」と野菜をみて、それが通り一辺倒ではなく心からの言葉と受け取った理由は、オーガニックという言葉を使っていないことや、そしてご自身も自給自足を目指して田畑を営み、家も手作りで建設中というのだからそれもまた驚きでした。以来、お会いするたびに話題になるのは、アルパカよりも食や農のこと、遺伝子組み換え農作物や除草剤の話など、環境や土のことなど意見交換をしています。

サンデールームのお客さまは綿が麻をすきな方が多いので初めはアルパカを扱い始めた当初は理解していただくことが難しかったです。どうも毛がちくちくするとか、よい思い出がなかったようで。でも、綿、麻、絹のように素材の質と製法で出来上がった後のものが違うことが、PUENTEのアルパカが無染色なことで容易に理解、体感できるかもしれません。アルパカ、と一括りにせずPUENTEのアルパカニット、どうぞお手にとっていただきたいなあ。

みなさんの感性でお気に入りを見つけていただけたらうれしいです。世に溢れるものたちの中にこれほど「愛」を感じられるものはそうそう多くはありませんので。この冬、からだをやさしくあたためるPUENTEのアルパカニットをどうぞ!