今日はりんごの仕入れへ、明日は芋掘りと綿の収穫のお手伝いへ行ってきます。秋だなあ〜。農家さんのところで収穫されたものを今までの社会は農家さんが集荷場か市場かお店かお客さんのところへ届けていたけれど、これからは変わっていく部分もありそうですね。小さい流通業者さんの中には農家さんを車で回って野菜を集めて自宅で仕分けして、マルシェや宅配をやっているという話も耳にします。それぞれの人が自分にあったやり方で仕事ができるようになっていくといいですね。農家さんとも今日は取りに行くよ!または届けるよ、とかその時々の忙しさとか事情もあるだろうし、お客さんにもお手伝いいただけるときは明日の芋掘りのように援農していただけるのも今はよい感じです。
昨年からの出来事で人々は反グローバルな感覚をもち、小さなコミュニティ志向も高まってきています。自給自足まではいかずとも田舎へも目が向くようになったし、小さな暮らしの大切さにも気付くようになっています。でも、きゅっと締まってしまわないでほしいなあとも思います。山から時々降りてきてサンデールームに来てくれる人たち、都市の暮らしのなかでも何を信じたらいいのかわからないと言って来られる人もいる。いつもそうだけれども、どこにいても何をしても同じく、自分でいられるようにならないといけないなあと思います。里山と街とをつなぐ場所としてこれから何ができるかなとわたしも今また考え直しています。