ある取引先業者さんの商品がなんらかの事情で欠品、またはリニューアルしたり、それに伴い別業者さんのアイテムを増やしたりなんだり。これだけ寒くても人間生活よりも自然界の時間軸はずいぶjんと先に進んでいるのを表現している、毎日入荷する野菜や果物たち。食材店での作業は流行の最先端を体感させてくれる。流行の最先端というのは自然界においてですので、人間だけに制限した流行とはちょっと違う。人間界の流とは逆にかけ離れているかもしれない、でも私的にはサンデールームの食材店KURAの入荷動向を見ていると、少し先に起こることが想像できる気がしています。
口癖のようにいう「お店やさん」そう、でもうちはお店やさんなので自然界の流行だけを追っていても仕事にならないから、お客さんのニーズに応えているとは決して言えないものの、お客さんに対しては未来を見据えての今の食材選びを提供していることこそが最大のサービスなのかもしれません。わたしたちよりもずっと先輩の、その道のプロの一般の自然食品店やオーガニックショップといわれるお店で働く方たち、業者さんから、未来的だねと言われるのはそういうことが理由なのかも。独自のセレクトとオープン当初から言われたこともあるけど、そうかな？と不安になってなるべく便利になるべくニーズに応えようとしたこともありますが、やってみてやっぱりしっくりいかなかったのは、うちの店はやっぱりお客さんのためは二の次でどれだけ自然界の流行をおい、仕事として継続していけることが主だったからだと思う。あと何年生きられるかわからないけれど、自然と人とが調和していくことを経済活動においてもしっくりとくる未来を、そして今も生きたい。
未来をつくるのはわたしたち一人ひとり。そうはいっても理想だよ無理だよ大変だよ、いつかそうなるのをわかっていて待っているのにしても、その先の理想の未来とずれのない日々をいま送ることなのでしょうね。さあ、今日は何を食べましょうか！
