3月16日にブログに掲載した『浜岡原発運転の再考を願う要望書』ですが、
たくさんの方々にご協力いただき本当にありがとうございました。
そして、再度お願いです。
サンデールームの日曜市にも出店してくださっている南伊豆の陶芸家 渡辺隆之さんが
発起人となり静岡の浜岡原発の停止を呼びかける署名活動を始めました。
ストップ!浜岡原発 東海地震が来る前に http://ameblo.jp/patagama/
同じ趣旨の内容となりますが、また賛同してくださる方がいらっしゃいましたら、
サンデールームに用紙をご用意しておりますので、ぜひこちらにも署名をお願いしています。
今もなお、福島原発では被害を最小限にしようと
自らの被爆を省みず作業してくださっている方々を思うと言葉が見つかりません。
見えないものに大地が、海が、生物が汚染されていくという恐ろしさは想像もできません。
しかし、そんな今だからこそ、はっきりと見えてきたものがあります。
『原発を停めたい』という強い気持ちです。
じゃあ電気はどうなるの?そんな風に思う方もいるかもしれません。
でも、命より電気が尊いなんてことがあるのでしょうか。
数年前、私が旅したネパールでは各町が週2回ずつ、お昼すぎから午後にかけて4~5時間停電になりました。
カトマンズは火、水曜日。ポカラは木・金曜日だったかな。また予期せぬ停電もしばしばありました。
もちろん東京のような街とは程遠いですが、カトマンズも中枢機関や各国大使館が集まる首都です。
このカトマンズもしっかり停電します。
この地に着いたばかりの頃は、びっくりしたし、ブツブツ文句も言ってたと思います。
暑い季節で扇風機もないと干上がるほどだったし。
知らない町の電灯もない夜道はもうお手上げです。
しかし、停電を経験する度に慣れるんです。
数週間後には、地元の人にも驚かれるほど安いロウソク屋を発見してたし、
真っ暗のレストランで平然とカレーをおかわりしてました。
読み書きできなければ会話すればいい。
音楽が聴けなければ楽器を奏でればいい。(実際友人はギターを買ってすごく上手になりました)
夜道が怖ければ助け合って歩けばいい。(これで恋が芽生えてカップルができました)
ネットができなければ後ですればいい。
ご飯が作れなけば前に作っておけばいい。
ということを経験してわかるからです。
ネパールには二ヶ月滞在しましたが、
素晴らしい世界中の友人にたくさん出会い、毎日が楽しく、一日中笑い転げていました。
思いつくのは良いことばかり。
今回の日本での計画停電が無かったら、ネパールでの停電のことなんで思い出すことも無かったでしょう。
電気が十分じゃなくたって、あの時みんながいたから
本当に幸せだっだんですもの。
人を幸せにするもの、豊かにするものって
やっぱり電気とか、お金とかそういうものじゃなくって、
自分の隣にいる人なのかなって思うのです。
そして、誰もが誰かの隣にいる人だとしたら、
命が犠牲になるということはとても残念なことです。
今まで、私はなんとなく原発は嫌だと思っていましたが、
3月11日以降、現実を突きつけられ、自分なりにも勉強し、
原発の無い未来に生きたいと強く思うようになりました。
現在、福島原発を機に日本や外国問わずたくさんの場所で
原発の安全性に疑問を持った方々が未来に向けて行動を始めています。
もっとも危険と言われている原発の一つである浜岡原発の停止は大きな一歩となります。
もし、署名を集めるご協力をしてくださる方がいらっしゃいましたら、
何部でもお渡しできる書類を店に用意しておりますので声をかけてください!
4月20日までにご持参いただけましたら私が責任を持って送らせていただきます。
また以下トより書類をダウンロードしていただき
直接渡辺さん宛てに送ってくださってもけっこうです。
継続可能な調和した未来のために
どうぞみなさんよろしくお願いします。
miAki
コメントを残す