自然のエネルギーにあれこれ加えない・加えたくない

サンデールーム創業メンバーはわたしと妹の2人、すぐに末妹も加わり3人で営んでいました。沖縄での学生生活を卒業した妹と料理修行を終えて、この先また別の店で働くか家業を手伝うかを考えていたわたし。わたしが食事を作る担当、妹が焼き菓子を作るのとサービスで2人でランチタイムを切り盛りしていました。数年後、末妹が就職先の愛知県から戻り、スタッフが増えたことでお惣菜やお弁当などテイクアウトの充実させ、イベントも増えました。

実家で昔から作り続けてきたおはぎをお盆、お彼岸に販売したり、同じく子どもの時から食卓にのぼっていた調味料をサンデールームのオリジナルの加工品として販売しようと加工場を借りて作っていただいたり、友人の作家のうつわの展示会、服の展示会を開催しました。イベントごとは人がたくさん集まって賑やかでわいわい楽しかったけれど、わたしたちが大切にしたいのは毎日の暮らしでした、日常。「毎日でも食べられる体にやさしいお昼ごはん」をアメブロでまかない日記にしたり、料理教室や日曜市というオーガニックマーケットを開催し、お客様へどのように伝えられるかをいつも考えていました。

キッチンで料理を作り食べていただくのではどこか伝わるものが違う。「美味しかった」「ここでの食事をすると身体がリセットされる」など、身に余るありがたい言葉をいただいても何かが足りませんでした。わたしは料理に自信もありませんでしたし、大した腕があるわけでもない。それでも、田畑や農家さんを尊重し、わけていただいた食材をどうやって食べたら美味しいかなと考えはするけれど、なるべく自分を入れずに料理することを心がけていました。自然界のエネルギーにあれこれ加えずじゃましない、心を込めたり思いを入れずにそのまま身体へ通すような食事を作りたい。

このようにして作られる食事を毎日食べたり、家族や大切な人に作ったり、または学校給食や病院の食事にも出てきたらいいな。毎日食べるものはこういうもの。この食事をしていると悩みとや病気、生きていて起きうる大変な問題などが起きないわけではないけどよい感じで乗り越えられるのではないかという漠然とした思いがありました。どうすればこれが伝わる?