うさぶろうさんのごはん会

先日、私たちの大好きな「うさとの服」のデザイナー、
さとううさぶろうさんが東京で、ごはんを作っておもてなしする会を開き、
サンデールームKURAの自然栽培の食材を使っていただきました!

そして食材は、うさぶろうさんが直接サンデールームに来て選んで、
お買い物されました。

昨年の大半、うさぶろうさんは心身の調子が思わしくなく、
仕事もままならないほどでした。
今また元気になられたのは、
「自分で自分のごはんを作る」ことによってだったそう。

大事な気付きを得たその「ごはん」を作ってふるまいたいということで
この会が開かれ、
サンデールームはお手伝いのお誘いを頂きました。


余った素材で即興料理。うーさんのルッコラときのこのソテー大好評でした!

食べることの大切さ、
それは生き方と同じくらい、
たくさんの方が、たくさんの言葉で表現されていることですが、
うさぶろうさんと「食べること」を一緒にさせていただけたのは
とても感慨深いものでした。

  

最近のサンデールームを知っていただいている方には
衣と食がここにあることは自然かもしれませんが、
私たちが衣に対して考え始めたのは今から10年前のことです。

戦後に祖父母が創業した食堂時代から、
私たちが継承するまで
この場所はずっとごはん屋でした。

でも、ある日、うちの星野が、
うさとの服に出会って身につけ、
その心地よさにうっとりしたと同時に
これを「サンデールームのお客様に伝えよう」と思いました。


お客様をお迎えするお花。うさぶろうさん自ら生けていらっしゃいました。

ごはん屋一筋だったわたしたち、
服の展示会は想像できない世界でした。
でも、たくさんの方々のサポートの(あれは愛だったな。すごく大きな愛)おかげで、
私たちの初めての「衣」の発信、
一回目のサンデールームの「うさとの服展」が2006年2月に開催できまし
た。

なぜうさとの服が心地よいのか、
なにも知らないわたしたちは展示会を重ねる度に
織られた布の糸を一本一本たぐり寄せるようにして知ることになりました。
導かれるように、綿、種、土、の世界、文化に出会いました。
うさとの素材は、食べ物と同じ農産物そのものでした。
わたしたちはこうして食と衣のつながりを深めていくようになりました。

そして、
わたしたちが、うさととのご縁ができた大きな理由は
これだったのかもということに気づきました。
それは、
うさぶろうさんは作りたい形(デザイン)優先ではなく、
素材(織り上がった布)を見て、
どんな服にするかを決めるという姿勢が
素材(野菜)をみて触って、
どんなご飯にするか決める、
星野の、サンデールームのご飯つくりと同じなのです。
そんなふうにできるのは、
うさぶろうさんも、星野も、
「素材をいかすこと」
それがいちばん素敵、いちば
んおいしいと信じきっている、
素材そのものへの「愛」、「思い」が大きな原動力のひとつなのかなって思います。


お客様一人一人にお味噌汁をサーブするうさぶろうさん。

「思い」が、どれだけ物に素直に反映されるのか、
「思い」こそが現実だと、
本当にたくさん見せてくれています。
サンデールームも、うさとも。

未知の世界の「衣」に飛び込んで10年、
わたしたちの食と衣はまったく同じようにここにあります。
ここまでの過程ではたくさんの仲間に出会い、きっとこれからも出会い、
ますます世界が広がる楽しみな予感でいっぱいです。


自然栽培料理研究家・田町まさよさんもお料理で大活躍!
熱~いメニューのご説明に皆さん聞き入っています。

このきっかけとなった、うさぶろうさんと、一周回って、

食のイベントをできて、またひとつ大きな種が蒔かれたと思っています。
どんな芽が出て、どんな実になるのか。
とっても楽しみです。

2016年最初のサンデールームでのうさとの服展は
3月2日~5日の開催です。自然の恵み、手仕事のぬくもり、
大地と人がつながるあたたかな服。
ぜひ触れて、纏って、お選びいただけたらと思います。
皆様のご来場お待ちしております!


とっても楽しい一日でした!見えるものも、見えないもの、
みんなみんなありがとうございました!
そしてたくさんの写真を送って下さった由里さん、ありがとうございました!


出仙美秋

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください