タイ北部、うさとの服が作られる村を
訪問したときの風景です。
初めて出会うわたしたちを家族のように迎えてくれ
ごはんをともに食べた時間。それは穏やかで幸せで、
自然で、当たり前で、これこそが平和だということ。
この経験はきっといつまでも
忘れることはないと思います。
『僕はデザイナーだけど、
染めも織りも作り手に細かな注文はしないんです。
たまにみんなで外に行って景色を見たり、
夜空を見たりしてそのアウトラインだけを伝え、
あとは彼らの感性に任せます。
そうすると作り手も喜びをもって製作でき、
いいものができますから。 (さとう うさぶろう)』
タイの東北地方の女性たちの手によって
うさとの服の布は作られています。
デザイナーが指示する布を織るのではなく
織り手の感性にまかせられた布だからこそ
生まれる美しさがそこにはあります。
また、染めには黒檀の実や紫檀の樹皮、
藍、マンゴーの葉っぱなどを使い、
色によっては80~100回も「つける」「乾かす」を
繰り返します。
一般的に、洋服の縫製工場では効率を上げるために
袖なら袖だけをまとめて縫うなど、分業して作られることが
珍しくありません。
うさとの縫製は、基本的に最初から最後までを一人が
縫い上げます。ものを作る上では、そうすることで、
エネルギーが分散せずに強いものが作れると
考えられているからです。
素材を吟味し、人の手で、丁寧に作られているうさとの服。
肌触りの良さ、植物の微妙な色合いを
お楽しみいただけたらと思います。
みなさまのお越しを心からお待ちしております。
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うさとの服に着替えると
肩から荷物をおろしたような・・
ふと気づく。これが本当の「わたし」
-usaato-
サンデールーム うさとの服展 秋
手つむぎ、手織り、草木染めの布。
心地よいうさとの服をお楽しみ下さい。
2015・9月16日(水)-19日(土)
11:00-18:00(最終日は14:00まで)
会場 サンデールーム 2階スペース
前橋市千代田町5-4-2 027-231-5600
web http://www.sundayroom2000.com/
【同時開催】
made in japan☆オーガニックインナーフェア
天然素材の肌着を手に触れてお選びいただけます。
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