先日の日曜市で販売したお弁当です。
日本料理の献立に使われる言葉「吹き寄せ」
・・・・落ち葉や秋のみが風に吹かれて寄せられる様・・・
をイメージしたのですが、出来上がりは何とも、
「秋の収穫祭弁当」って感じでした。
お芋類、根菜、きのこ、木の実、
夏に不足していた菜っぱ類も大根やかぶの間引き菜、
水菜、青梗菜、白菜のわかいものなど、
レタスやわさび菜、ルッコラなどサラダ系も続々と届きます。
こちらは白菜。
結球(白菜らしく丸く包まれているような形)する前のわかいもの。
さっとゆでて、お浸しにすると白菜の味がじんわりとして
ものすごくおいしい。
右は日曜市での秋山自然農園の農園サラダ、いろいろな葉もののわかいもの。
こういう間引き菜は春先と今頃に食べられる相当に贅沢な野菜だと
思います。この先、大根や人参やかぶや水菜になろうとする小さな菜っぱは
やわらかくておいしいし、小さいのにちゃんとその野菜の味がするんです。
しかもかなりしっかり。
残念ながら農薬や鮮度の問題もあって、こういう間引き菜はスーパーなどでは
ほとんどみられません。お百姓さんの食卓からのおすそわけ気分です。
もうしばらく、こんなお野菜召し上がれます。
一雨ごとに寒くなると、だんだん冬に近づいて野菜の味も
ますます濃く、甘くなっていくことでしょう。旬の味は本当に一瞬のこと。
感謝。
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