サンデールームの納豆が変わりました。
わらについた天然の菌でつくる昔ながらの納豆です。
栃木県真岡市の株式会社フクダさんによる、
昔の農村文化、伝統食の継承、そして何よりもほんものの
美味しい納豆をという思いからうまれたこの納豆は、
私も以前から栃木県内の産直で見つけたときは必ず買うほど
ファンでした。ごはんと一緒に口に入れると、子どもの頃の
朝食の風景にタイムスリップ、あの時の味を思い出します。
今回の納豆がなかなか手に入りにくいという騒動をきっかけに、
せっかくならば納得出来るものをと思い、納豆を変えることを決め、
店頭での販売もはじめることにしました。
300グラム入りで1260円(税込み)、たっぷりサイズで賞味期限は
20日間、冷凍保存も可能です。値段少しお高めですが、
それにはきちんとした理由があります。
大手メーカーが純粋培養菌を使って1日に何万個とつくるのとは違い、
地元の無農薬の大豆でゆでて、ひとつひとつ手仕事でわらに詰めていきます。
仕込みから熟成まで5日間の日数をかけて作ります。
純粋培養菌とは?
一年中、画一的な仕上がりにするため、菌を化学的に培養します。
においのない納豆やカルシウムを多く含む納豆というのは、
納豆の菌を紫外線で照射したり、薬剤を使って突然変異させることで、
そのような特徴を持つ納豆を作っています。
人間の体にとって、安全かどうかはわからないと私は感じます。
菌の世界ってとても自然な物だから、人間の都合で操作することは
不自然にも感じます。
折しも、暮らしの手帖の最新号でこの納豆が掲載されました。
天然菌の納豆は農家で自家用につくる人をのぞいては、
日本で唯一、こちらの会社だけだそうです。日本の誇るべき発酵食を
継承していけるように、サンデールームも取り扱いさせていただくことで、
お手伝いできればうれしい、そして何よりも子どもの頃に食べた
あの納豆の味にまた出会えたことに感謝です。
多くのみなさんに食べていただきたいと思って、
17日の日曜市ではサンデールームの朝定食にこの納豆をお出しいたします。
ぜひお味見してみてください。おいしいですよ~。
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