連日の猛暑とうってかわっての涼しい雨の一日でした。肌寒いくらい。
KURA定休日なのでお世話になっている畑に見学へ。
その途中で偶然見つけた蓮の群生!
そして向かうは加賀谷独志君の畑。
古墳が眠る大室にある畑は、見晴らしがよく
とても気持ちのよいところ。広い敷地で農薬や肥料を使わずに
いろいろな野菜を育てています。
収穫が終わった畑はお休みさせて、ある程度草が生えるに任せます。
草が土を耕してくれるのと、土に残る余分な肥料分などを吸い上げてくれる。
それでも放っておくと草の勢いが強すぎるので手入れは欠かせません。
次のシーズンの土が良い状態になるように見守るお仕事。
次のシーズンのためにする、とても大切なことがあります。
「種採り」です。
(種を採るって当たり前のようだけど、一般的には種採りされてる農家さんは少なく、
また、種を継ぎにくいF1品種が栽培されているという現状があります。)
状態のいいものを種取り用に選んで収穫せずにそのままに。
きゅうりもズッキーニもびっくりするぐらい大きく育っています!
普段食べている野菜たちは
成長過程のほんの一瞬を収穫したもので
生き物としての野菜ってこんな形になるものなんだなぁ。。。
これは何の種でしょう?
小さな落花生みたいに見えるのは、なんと大根の種!
すっかり乾燥してぽろぽろと種がこぼれそう。
枯れて、朽ちているのだけど、種という生命力がみなぎっている姿。
私たちがおいしくいただいているのは、
野菜のほんの一瞬の姿。
「その後」がもちろんあって、
種から次の命が継がれていること。
今日は独志くんの畑から教えてもらいました。
おいしいズッキーニも種採り中。また来年!
コメントを残す