history of sundayroom

1999

サンデールーム誕生

家業の飲食店の定休日に部屋を借りて日曜だけのカフェサンデールーム。前橋の街で暮らす毎日にあったらいいなの場づくりとほしいけど手に入らないもの、こと。毎日食べられる地球と人にやさしい食材を探し、農家さんを訪ねたり、家庭菜園を始めたり、長女星野充子が料理、次女福島つきみが焼き菓子とサービスの共同主宰。

2000

平日のランチタイム営業にリニューアル

日曜の前橋は閑古鳥、近隣を見回せばオフィス街であったので、コンセプトは「毎日食べられる体にやさしいお昼
ごはん」ごはんと味噌汁、野菜の惣菜を日替わりで提供。地元で育てられた小麦粉で焼き菓子をつくり始めたのもこの頃から。街の社員食堂のような時代でした。

2004

ギャラリとイベントスペース

ランチタイムを終えた後のカフェには自然食嗜好のアーティストや作家さん、ホリスティックケアのセラピスに携わるお客さんが多いことから、発表の場と展示スペース「サンデールームの美術室」やワークショップなどイベントを年間通して開催する。

2005

生活用品の販売スタート

旅先で出会った食材や陶芸家の友人の焼いたうつわの展示会、農家さんに教えてもらいつくり始めた手作り石鹸やお味噌などをほしいという方にわけるような形から、ライフスタイルショップを小さく始める。

2006

食品の販売スタート

1月かねてから交流のあった友人のパンを仕入れて販売を開始、2月は農家さんのお宅で味噌を仕込むツアーするなど消費者と農家をつなぐ自然食のプラットフォームになる。料理やお菓子教室の先生、手作り菓子やパン店をはじめる人たちとのつながりができる。

サンデールームの日曜市スタート

10月 当時は駐車場だった1階で生産者と消費者のつながりを目的のマルシェを始め、県内外からの出店者と多い時の来客数は200名超える。今の食材店の原型となる。

衣服の展示会のはじまり

2月 きっかけはお客さんから紹介された「うさとの服」 手紡ぎ、手織り、草木染め、農村の人々の感性を大切にしたものづくりの仕組みに経済優先ではないファッション、衣服を農産物と捉えて、栽培法や縫製過程を伝える衣服の販売スタート。

2007

お惣菜販売スタート

日曜市がきっかけになって、イベント以外の日の焼き菓子やお惣菜のテイクアウトを充実させる。おはぎ、おむすび、お弁当、おせち料理など仕出料理の仕事が増える。

2010

大人のための食育講座

無農薬のお米を農家さんにわけていただき毎月予約販売をする。自然栽培を始めた地元農家さんが訪ねてくるなど、生産者とのつながりが増え、販売するだけでなく勉強会を企画。野菜つき、農家さんのお話会に試食と料理方法を紹介する内容でつ毎月ゲストを招いて開催。

2011

自然栽培の普及活動の拠点へ

2月お客さんがもってきてくれたチラシがきっかけでナチュラル・ハーモニー主催セミナーを受講、自然栽培のメカニズムと世界観に感銘を受ける。化学物質過敏症や特別な人の食べるものと思っていたが、本来人が食すものと認識をあらため、お米野菜調味料全てを自然栽培へ変えていく、始まり。

洗濯学校開催

6月 シャアボン玉せっけんの洗濯学校。自然食を選ぶならば、まずは家庭から出す排水を考える。食べるもの、またはそれ以上に慎重に選ばなければならないことを再認識する勉強会となりました。

2012

食材店KURA 開店

4月 前橋市本町、大谷石の蔵で食材店をスタート、店長は福島つきみ。野菜、米、調味料、加工品などカフェで使う食材を中心に焼き菓子、お弁当の販売する。自然栽培の生産者、消費者を増やすことを目的にセミナーを開催。自然栽培に関する情報も少ない時代、地元の農家のつながりや研鑽の場づくりを自然栽培全国普及会のサポートにより行なう。

03wear 開店

4月サンデールームのビルの3階をスタッフでリフォーム、漆喰やペンキ塗り、什器を手作りするなど自然と調和した暮らしを空間、衣服、生活用品を通して提案。店長は三女の出仙美秋。ひえとり健康法の重ねばきソックスの販売をしていた経緯で、マーマーマガジン読者のひえとりガールたちの街の中のオアシスショップとなる。

2013

自然栽培農家さんの畑ツアー

4月地元の生産者さん、食品製造業や流通の方々、消費者の皆さんと千葉県成田市でキャリア50年以上自然栽培野菜農家、高橋博見学と講義。畑に足を踏み入れたときまず感じたのはまるで台風一過のような『空気が澄んでいる!』という感覚に衝撃を受ける1日となりました。

お弁当とお惣菜のお店へ

5月 飲食店と小売店の事業を一本化するため、カフェ営業をペースダウンし、お惣菜とお弁当などテイクアウトの営業形態にする。ホリスティックなショップ、自然と調和した暮らしを提案する事業構想を準備。

整体ライフスクール

11月「輝く大人の女性のための講座~カラダが変わるセルフケア~」講師は整体ライフスクールの野村奈央さん。身体の中心感覚を養う大切さを説かれ、女性の生理や出産についても話題が広がりました。生活協同組合パルシステムさん主催イベントで、サンデールームはランチを担当。

2014

出張サンデールーム京都店

2月 100年に一度の大雪降る前橋から京都へトランクに野菜やお米、焼き菓子を積んで出張料理会をしました。

食材店移転

4月 1階のガレージを自然住宅の磯崎工務店さんの施工で改装。食材店の奥に衣類と日用品のコーナーを作り店舗が一つにまとめました。漆喰や木、化学接着剤を使わず米糊を使うなど、電磁波対策もして食材も働く人も客様もみんなが心地よくいられるような店づくりをしました。

2015

スクールソラシド 出張料理

4月から約半年間、自然栽培の農業体験スクールソラシド高崎校がタンポポ農園さんでスタート。農作業の合間のランチを楽しみにしてくださるのがうれしく、畑で収穫したばかりの野菜で料理するのを楽しませていただきました。

自然栽培全国普及会関東ブロック大会

8月 食材店をオープン時から共に歩んできた農家さんたちとの苦労と喜びを共有するパネルディスカッション、圃場見学。代表の星野は流通立場からの登壇の場をいただくなど、スタッフ一同今までの振り返りや思いの共有を重ね、真摯に土、農、人に向き合う流通があることに未来への希望を感じました。  

ごはんレッスン

自然栽培の野菜をシンプルに料理する、サンデールームの体にやさしいお昼ごはん的家庭料理の教室を毎月開催。日々のごはん作りが楽に心地よくなりますように。そして、食べるひとたちにも美味しく、心地よくありますようにがモットー。

農家さんのお家でケータリング

ワークショップやセミナーなど、農園主催のイベントでのランチや懇親会のケータリングのお仕事をいただく年でした。農家さんのキッチンでお料理するのは格別です。

2016

渡辺隆之 やきもの展

6月 食材店を営んでいた大谷石の蔵をギャラリーとして活用することになったのは、サンデールームで2度目の展示会となる、陶芸家渡辺隆之さんのたってのご希望で。うつわとスペースがマッチして、素敵な展示会となりました。

2017

2階のリフォーム

床を張る、壁づくり、タイル貼り、漆喰塗りなど解体から完成まで約4ヶ月間、総勢40名の友人知人お客さんにお手伝いでほぼほぼDIYでリフォームしました。1階食材店と同じく、化学物質と接着剤使わないで呼吸しやすい空間ができました。ギャラリ事業の準備。