お店の改装工事と同時進行で、サンデールーム農場への
取り組みもやっとスタートしました。
この農場は、今から20年くらい前に母が家庭菜園を
はじめた場所で、私たちがサンデールームを始めた頃から、
今から5年前くらいまでは、自分たちが食べる分とお店で
使う分の、じゃがいも、里芋、八頭などの芋類と夏野菜だけは
どうにか自給できるくらいの畑でした。
母が体調を崩し、私はなかなか作業を手伝うこともできず、
だんだんと畑は草ぼうぼうの場所になってしまいました。
それでも、夏には梅やびわ、秋には柿や栗をたーくさん!
恵んでくれるこの畑は、街のなかにあるサンデールームに
とって、とても大切な、かけがえのない場所でもありました。
この柿の木はもう60歳近くになります。
昨年、工房チャツネでこの柿から酵母をおこし、
柿酵母の食パンを焼いていただき、KURAで
販売することができました。
柿酵母の食パンは、ずっしりと、どっしりと、
深いくて、甘い味がして、柿の木の年齢をどことなく・・・
感じられるような、そんなパンでした。
栗は栗ごはんにしたり、ビーガンマフィンに
焼き込んだり。そうそう、monsoondonutsで
栗ドーナッツに仕立ててもらったり、いろいろと
楽しむことができました。
そう、こんなにも豊かで、恵みのある場所を
街の中にあるサンデールームとつなげていけたら、
ますます楽しいだろうな~と思っています。
ここを自然栽培の畑にするには、まずどうするのか?
この一年、ナチュラルライフセミナーで学んだことが
生かせるときがやってきました。
課題は山積み、でもなんだか楽しい。
自然のリズムを大切に、そして自分のリズムとも調和させ、
歩んでいこうと思います。
星野充子
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