以前、このブログにも書いた原木椎茸のこと。
国内産の椎茸のうち、かなりのパーセンテージを占める菌床栽培の椎茸に対し、
群馬県産の椎茸は8割近くが原木椎茸だということ。
その中でもこちらの生産者はハウスではなく自宅裏の竹林の中で
自然光がうっすらと入る気持ちいい環境の中で椎茸を育てている。
冬の間に雨が少なく不作だったこの椎茸も
ここのところの雨と湿度で一気に顔をだしたというので、
喜び勇んで行ってきました。
ハウスのように私たち人間の都合で椎茸の生育をコントロールできないので、
出来たときに食べる、もしくは乾燥させて保存用にする、
などをするしかないそう。そもそもとても当たり前の話しなんですけれど。
ということで、お待たせしました。
やっと顔を出した椎茸、ランチのメニューにもお出ししますが
店頭の農のコーナーにも袋詰めで販売いたします。
肉厚で香りが全然違います。
そうそう!椎茸ってこんな味だったよね!と感じていただけると思います。
今週は旬のかき菜の他、そろそろ終わりのシーズンのほうれん草、小松菜、
クセがなく食べやすい種類の人参も入荷しています。
ほうれん草と言えば・・・
藤岡の秋山さんのゴマが大好評です。
使う毎に小さなお鍋で炒って、すり鉢であたり、調味する、
このひと手間でお浸しの味にバリエーションが広がります。
少し甘めに仕上げるほうれん草のゴマ和えもいいけれど、、
春になると食べたくなるのがかき菜のゴマ酢和え。
メイン料理以外にこそ季節のうつろいを感じる和の繊細な食文化は
サンデールームでも大切にしたいことのひとつ。
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