草木で染めた天然素材の服
『うさとの服展・秋』
12月7日(金)~9日(日) 11:00~18:00
*最終日は15:00まで
サンデールーム 2階 027-231-5600
会期中はランチ営業はございません。
今年最後のうさとの服展。
いよいよ来週はじまります。
秋から冬へ。
季節はうつろい、寒さも本番となってきました。
寒い寒い冬ですが、
空気はきりりと、遠くの空まで澄んだ景色に心奪われる頃です。
うさとの服は、お洋服の形はしていても、
ありのままの野山、美しい自然を
そのまま纏ったようなそんな美しい服です。
やさしく、やわらかく、あたたかい。
その気持ちよさは体だけではなく、
心にまで届いてくるよう。
綿の栽培から、私たちの手に届くまで、
気の遠くなるような手仕事は、
思い通りの形にすることの追求ではなく、
「ありのままの自然」をできるかぎりそのまま頂くために、
存在するすべてのものと調和した繊細な手作業なのです。
それでも、うさとの服は工芸品や美術品ではありません。
タイの田舎で農と共に暮らす人々の暮らしから生まれたものです。
自分たちの命つなぐ食べ物とともに、綿や絹や麻を作り、
自分たちの命をまとい、まもるために生まれた服。
この服は、暮らすこと、生きること、そのままなのです。
美しく、きれいでいるために植物、生き物はあるのではなく、
いきいきと生きている姿そのものが美しいのだと思うのです。
芽吹いたばかりの若い葉も、赤く照った枯葉も、
どの姿も、はっとするほど美しい生きる姿です。
うさとの服は、そんな美しさそのものです。
なので、見るだけ、着るだけではなく、
ぜひ全身つつまれていろーんな感覚で、
感じていただきたいなと思います。
たくさんのみなさまのご来店をお待ちしております。
出仙美秋
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