夏の人参は冬の甘い人参とはまた違う、
あっさり、しゃきっとした美味しさ。
自然栽培人参のフレッシュジュース、
今週、朝カフェでお召し上がりいただけます。
ここで言う自然栽培とは、
農薬も肥料も使わず、太陽と月と地球のエネルギー、
そして農家さんの手仕事で作物は育つという考え方です。
不耕起栽培という農法もあります。
何にもせずとも山の木のように植物は育つという考え方です。
いつか未来にはそういう日が来るといいのですが、
私たち人間は今まで相当に、大自然を汚してきてしまいました。
まずは、汚して来てしまった部分を取り除くことから始める、
そのために農家さんのお仕事があるといっても過言ではありません。
なので、私たちの言う自然栽培とは土を深く掘り、
かつて入れてしまった農薬や肥料や、化学物質を
取り除いて本来の土にもどすお手伝いをする農法、
とも言えます。
7月29日、自然栽培農家さんを訪ね、
人参の種取りと種まきを体験させていただきました。
先月のブログ
http://ameblo.jp/sundayroom2000/entry-11285553871.html
約一月後、人参の花はこんな風になっていました。
ここまで乾燥させることも農家さんの大切なお仕事のひとつ。
手作業で丁寧に野毛をとると、何とも言えないよい香り。
一般に販売されている、薬剤がコーティングされている種との
違いのお話も聞いて、ますます自家採種の重要性を痛感しました。
種取りの行程は、このあともまだまだ続き・・・
自家採種の重要性を感じたからといって、農家さんに気軽に
種取りしてください!なんて言えるもんじゃないこともわかりました。
それでも、取り組んでいらっしゃる方もいて、
サンデールームではそうしたお野菜も農家さんから今年は
たくさんわけていただけるようになって、ありがたいことです。
ますます応援しなくちゃ!野菜を買うこと、食べること、
お店で料理すること、仕入れて販売すること、つたないながらも
ブログや料理教室でもお伝えしていこうと心に誓ったのでした。
こちらは採種して数年おいた種。
種をついで、20年になるそうです。すごいなあ・・。
そして、年々そこの土にあう種になっていくのだそうです。
6月に小麦を刈った後の土に蒔きました。
次回訪ねるのは9月、芽ちゃんと出ていますように!
最後に、1978年から自然栽培に取り組む高橋さんの畑。
ご覧の通り、草が全くない畑。肥毒が抜けているからだそうです。
しばらく言葉がでなくなるほどの景観でした。
草がないだけでなく、圧倒的なほどの場の美しさでした。
ここでお知らせ。
自然栽培全国普及会 会長の高橋博さんもお見えになる、
関東ブロック勉強会が富岡市で開催されます。
サンデールームのナチュラルカフェでもお話していただいた
富岡市の自然栽培農家さん 磯貝香津夫さんの圃場見学もあり、
盛りだくさんの勉強会です。
日時は8月22日(水)23日(木)の2日間。
自然栽培に取り組む農家さん、農法に関心のある方を対象ですが、
この勉強会は流通業者さん、加工業者さんの参加者も増えることで、
自然栽培がもっと広がっていくことと思います。
ぜひ、日曜市の出店者さんも参加おすすめの勉強会です。
お申し込みやお問い合わせはサンデールームまでご連絡ください。
自然栽培普及会をご紹介させていただきます。
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