利休箸

修理をお願いしていたお箸が帰ってきました。

2000年の1月にサンデールームがオープンして以来、

使い続けている輪島塗りの利休箸です。

塗り替えては使い、また塗り替えては使いのくり返し。

おかげで、お箸はどんどん丈夫になっていくような気がします。

宴会では使い捨ての割り箸の方が好まれるのではないかと、

味の店(夜の部)ではこの利休箸を使っていませんでしたが、

マイ箸持参の方も少しずつ増えてきたり、毎度の宴会でたくさんの

割り箸を捨てるのはどうしてももったいないような気がして、

この度、サンデールーム同様に味の店も割り箸の使用をやめにしました。

少し多めに仕入れたので店内でも紹介しています。

軽くて、長さが気にならないとても美しい利休箸です。

漆塗りの本場、輪島市から、

長く使っても飽きがこない、シンプルな、肩に力の入らない、

ふだんに使える器を作り、漆と人が近い存在になるようにとおっしゃる、

瀬戸國勝さんのすばらしい仕事です。ぜひご覧ください。

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