久しぶりにじゃがいものコロッケを作りました。
いつもはじゃがいもを蒸かしてから皮をむき、つぶしたところに
みじん切りに切って炒めた野菜を入れて成形するのですが、
今回は作り方を変えました。
先日、宮田農園で芽かきしてきたじゃがいもは
収穫から半年以上過ぎ、水分も抜け旨味が凝縮しています。
ですが、部分的にがりがりしていたり、しなびていたりして
蒸かして皮をむくのは難しそうだったので、
皮をむいてひとくち大に切ってから、なべ入れ、
ひたひたの水を入れて強火でゆで、火が通ったら残りの水を捨て、
粉ふきいもにしました。それをなめらかにつぶし、
重ね煮で旨味を引き出した具材とまぜあわせるというやり方に。
こうすることで、ほくほくではなく、クリーミーなコロッケになります。
今の時期のじゃがいもを上手に扱えたな・・・と自画自賛コロッケの
出来上がり。
例えば、野菜を買ったときに、思ったより甘くなかった、
水気が少なかった、しなびていた、なんていう時もありますよね。
それでも、収穫後、自然の状態で保存されていた野菜であれば、
生き返らせて料理できるんだなと再確認しました。
そろそろ新じゃがなども出回る季節なんですが、
サンデールームではもうしばらく、ひねじゃが(昨年収穫したじゃがいも)を
おいしく召し上がっていただこうと思っています。
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