サンデールーム 2017

食材店を始めてから、自然栽培の野菜のおいしさを伝えたくて毎日お惣菜を作って販売していた頃、おせち料理たくさん作っていました。自然栽培の小麦のおいしさ、畑の土づくりに有用な小麦の栽培も農家さんにぜひやっていただきたくて、たくさん小麦のお菓子も作りました。素材を見てから惣菜を作ることに創造的な喜びを感じ、忙しかったけど表現することに夢中でした。

1月 京都のうさと直営店にて「くらしのなかに。展」サンデールームの食材店出店 大好きな街、京都でお店が出せたらいいね・・・なんていう夢が短い期間ですが叶いました。自然栽培を原料にした加工品のおいしさ、これもまた伝えたいこと。農家さんをお呼びしての勉強会や食事会もよくやっていたころ。自然栽培愛好者の皆様のためのファン感謝デーでもあるのです。榛東村での「ごはんの教室」お声かけいただき3年間講師を務めさせていただきました。この学びを経て、大人のためのごはんの教室を始めることになりました。

2月 2階のカフェスペースでの企画展 レッスン 自然栽培の先駆者、成田生産組合の高橋博さんが来店されうれしいサプライズでした。

3月 レッスン 買い物ついでに気軽にレシピ紹介できたらと企画したお気軽料理レッスン。企画展では初めてアサブランカの受注会を開催しました。ほっこりイベントも続々企画、創造の日々。アサクラオリーブオイル「アックアサンタ」の生産者アントネッラさん来日、イタリア料理教室は5時間にもわたる濃厚なレッスンでした。

4月 Life afa organic Life Clothing-真砂三千代の衣展カフェメニュー 卵の産卵が多くなる時期にはカステラ卵焼きを焼いて販売していました。食材店KURAと衣服の店03wearをオープンした2012 年から思い続けてきたことの一つ、いつかは衣食住の「住」を表現する場を作りたいとの思いがありました。2階の店内を改装をしたいと思っていたことにようやく着手するべく、3月に急遽改装の話が持ち上がりフリーマーケットなどをしつつ、荷物の整理やらなんやらが始まりました。

5月 Og展示会 ゴールデンウィークの服の展示会はOg 小倉商会が恒例でした。藍染と新緑と太陽の光が調和する季節、端境期を過ぎて食材店も賑わう頃です。この空間での最後の展示会を終えて、改装は私たちにとって大きな決断でした。解体が始まり、キッチンも解体したのでまかないが作れず、基本はお弁当持参となりましたが持参できない時もある。分けあったり、ガスコンロでお餅を焼いたり、持ち寄りまかないブーム到来です。

6月 貸しスペースで料理教室、この時はまだ住人がいたマザーハウスでしたが、このご縁で後に管理人を務めることになりました。本町KURAではプラネッタオーガニカの展示会、寝具の展示会は衣食住を表現するのには大切でいつも気合が入るのですが、今回は木のベッドまで作成しました。

7月 アトリエDEFさんの住宅展示場「えんの家」での出張お料理教室 2階の解体工事がすすむ中、こうして活動を続けさせていただけてありがたいことでした。夏は野菜の入荷が多くなり、まかないかねて、お惣菜づくりを再開。3階の菓子工房のキッチンを借りて作っていました。私たちスタッフとお客さんが同じものを食べるのは、「同じ釜の飯を食う」みたいで同志というか、家族というか、そんなことを思いつつ。本町KURAではアトリエマニスの洋服展を開催。

解体工事が終わり、創造のはじまり いつでもHELP ME!床貼りの様子 床針の様子❷ 改装工事では一般の自然は工務店も使う木工用ボンドも使用せず接着剤は米糊のみで挑戦しました。床にはワックスではなく、石鹸でソープフィニッシュ仕上げ。

8月 今思えば、冷房もない中よく作業ができたなと記憶にないくらいのひと月でした。スイカ休憩 お盆もひたすら作業 作業中も営業 元気が出るジュース 木の心地よさ 壁を作る 珪藻土を塗る トイレの天井完成 タイル貼り カーペンターズ キッチンのタイル完成 トイレのタイル完成

9月 改装工事はまだ途中・・・プレオープンイベント「ボタニックグリーン展示会」初! キッチンはまだ未完成ですが「キャンプ場にいるみたい」で心躍るパーティークッキングでした。「あるもので創る」がサンデールームの原点、無から有をうみだすことをいうのかもしれない。

10月 改装のつづきをしながら秋へと突入。私たちが作って販売するだけではなく、作ることの楽しさや喜びをお伝えしたいきもちがムクムク・・・改装を経て感じたことかもしれません。プレオープンイベント第2弾に向けて改装はづづく、食器棚完成ごはんの教室初心向け「一汁一菜」レッスン うさとの服展 うさとの服展② うさとの服展③ うさとの服展④

11月 農産物からお惣菜、お菓子、パンまで日配品にも力を入れていたころ。プリスティン展示会 プリスティン渡邊社長(現会長)のお話会を開催、寝具とパジャマはやっぱりおし!かねてからやりたかった生地の販売もしました。改装がひと段落すると同時に走り出したイベント、時々カフェと受注会など。この場所に集まる人と ものたちと出会うために今できること、そのバランスを模索をしてます。

12月 自然栽培農家さんの勉強会が埼玉県の自然栽培生産者・橋本農園さんの圃場で開催され県内外からたくさんのご参加がありました。その後、懇親会でサンデールームにお集まりいただき、お話は尽きないほど盛り、温かく穏やかな空気が流れ、素晴らしい交流の機会になりました。肥料や農薬を使わない自然栽培において、降り注ぐお日様、流れる水、そして豊かな大地は作物を育むエネルギーそのもの。コンクリートを流れる用水路の水にも意識を向けて手をかけてあげることで、水が生き生きとしていく、自分の畑だけでなく繋がる自然が浄化されなければとおっしゃっていたのが印象的でした。自然に寄り添った畑が増えること、そうして生まれた食べ物をみなさんに食べていただくこと、この日に感じた空気が少しずつ広がっていくように、サンデールームも頑張っていこうと力をもらった1日でした。

あたたかな冬の暮らし展 アルパカニット手織りの寝具などなど、冬をほっこりあたたかく過ごすためのアイテムを展示販売。衣食住の「住」部門を提案するために、改装することを決めたわけですが、そのベースとなる家具の販売を開始しました。珍しく出店、種子法の活動されている方からのオファーがあって自家採種の農産物と加工品を持っての出陣でした。自然栽培のコーヒー豆をkaffaさんに焙煎の依頼をし販売開始、深煎りが加わり選べるようになりました。お惣菜おせち料理を作り、盛りだくさん過ぎた2017年に感謝