当店のごはん、おやつ、マヨネーズに使用しているたまごは
倉渕のすぎな農園さんのたまごです。
いつもはお届けしてもらうのですが
今日初めておじゃましてきました。
前橋から一時間ちょっとですが空気が澄んでて気持ちのいい場所でした。
ご夫婦で営むこちらの農園。来年活躍してくれるであろう雛や、ヤギに
まずはご挨拶をして、ニワトリに会いにいきました。
小さい頃から何となくたまごが好きではなかった私ですが
すぎな農園さんのたまごに出会ってから
たまごって食べられるんだ!たまごっておいしい!と思うようになったのです。
あっさり、ふんわりとした味わいがとても気に入っています。
そして、今までなぜたまごが苦手だったのかが少しわかりました。
それは『たまごの匂い』だったということを。
何の匂いかまではわからないのですが
ちょっとツーンとした刺激のある匂いがあったのです。
すぎな農園さんのたまごはその匂いを感じません。
そういえば、今回訪れた鶏舎もまったく匂いませんでした。
きれいな暖かそうなほのぼのとした鶏舎でした。
この小屋の中で今の時期には
朝の7時半くらいからニワトリたちが卵を産みはじめるのだそうです。
朝ごはんにたまごの料理が合うのは早起きのニワトリたちのおかげなんですね。
なるほど~と思っていたら、こことは全く違う今の企業化された大きな鶏舎のお話も聞きました。
小屋は窓もなく一羽か二羽の身動きできない棚の個室に閉じ込め、
一日中電気をつけて昼夜問わずたまごを産ませるのだそうです。
そのニワトリたち、きっと過労だと思います。
自分に置き換えてみれば、ストレスをいっぱい抱えているんじゃないかと思います。
そして、そんな状況でうまれるたまごって・・・。
スーパーで10個入りのパックされたたまごが数種ならんでいるとしたら、
そのたまごは決して同じではなく、うまれてきた環境、過程は様々です。
逆に平飼いたまごの場合は、生産者の方々に大変なご苦労があるのだと思います。
人間の都合ばかりおしつけない分、自然に大きく振り回されることも多いはずです。
それでも尚、作り続けてくださることは本当にありがたいことです。
そしてこのたび当店ではすぎな農園平飼いたまご 毎週水曜日に入荷することになりました。
みなさんにも販売できるようになりましたのでぜひご来店ください。
家に帰ってたまごの箱を開けたらこんなおまけがこっそり入っていました。
大小様々なたまごたち。
お茶目なご夫妻のやさしいさが伝わってきました。
さあ、明日はこのおいしいたまごで何を作ろうかな。
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