夏の終わりに蚊の大群に翻弄されながら種をまいた甲斐が
ありました、畑で採れた大根とほうれん草。
その時はめんどくさいな~いやだな~と思っても、
「種をまく」という行為なくしては「収穫」はできない。
原因と結果の法則ね・・・・なんて思いながらの休日の畑仕事でした。
玉ねぎの苗はとても繊細でした。
土に指で小さな穴を掘り、根を傷つけないように一本入れ、やさしく土をかける。
100本くらい植えました。
じゃが芋だと種芋を一つ植えればそこから5~6個のじゃが芋は軽くできるけれど、
玉ねぎは一つの苗にひとつの玉ねぎしかならないから、
サンデールームで使ったら、1~2ヶ月で終わってしまう。
1年を通じて玉ねぎが手に入るという豊かさ、お百姓さんに感謝です。
玉ねぎはオーガニックとそうでないのとでは相当味に違いがあるように思います。
オーガニックなものは皮が厚くしっかりしています。
布ナプキンの草木染めをしたと時、家で採れた玉ねぎの皮を干して持っていったら、
講師の先生に「これはオーガニックね」と見てすぐに言われました。
染め上がりにも違いがでるそうです。
化学肥料で大きくした玉ねぎはすかすかしていてうま味も少ない気がします。
オーガニックの玉ねぎでなければダメという話しではなく、
玉ねぎの味がこっくりとおいしければ味付けはシンプルでいいし、
炒めたりしてうま味がうすいと思えば、砂糖やみりんや酒など調味料の手をかりればいい。
最近よく言われるのが「料理教室してください」という何ともありがたいお言葉。
レシピもなく、ただその日の気分で作る料理をどうやって人に教えられるの?
と自問自答をくり返し、今伝えられるのは材料や調味料の選び方、料理の手順くらいかな、
と思っていますが、一番大切なのはこうした素材との対話かなとも・・・。
さて、今週もきちんと対話しておいしいごはん作ります。
焼き菓子とコーヒーもおいしい季節です、サンデールームへようこそ。
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